出会い

根岸吉太郎監督と一緒に撮っていただきました

みなさんもご存じのように『雪に願うこと』『ヴィヨンの妻』など様々な賞を受賞された作品を撮られています

そして先ほどヘヴンズストーリーの後に上映された根岸監督の30年前の作品、『遠雷』という映画を観させていただきましたが、いやぁ～おもしろかった

又、脚本は荒井晴彦さん荒井さんは映画番組の時にゲストで来てくださりその後、みんなで飲みに連れていっていただいたぶりの再会

そしてこの作品の主演は永島敏行さん永島さんとは初めましてでしたが、映画『手のひらの幸せ』に出演されているのでとてもご縁を感じたのでした

この作品とにかく、当時の根岸監督の持つパワー、エネルギーが画面からひしひしと伝わってきて、観ていて何とも言えない説得力を持つ。

役者さんがみんな生き生きしていて、そこに存在するパワーみたいなものに、ある種、役者として嫉妬のような気持ちにもなりました。

そしてあの時代の空気感、登場人物たちの台詞の一つ一つが何ともおもしろく、時にエグく、時にいやらしい荒井さん節ですかね

トマト畑での永島さんと石田えりさんのラブシーン、おもしろかったな～浴槽の中でのラブシーン、エッチだったな～はたまたトマト畑でのラブシーン良かったな～

って、他にもまだラブシーン多すぎ

って思いそうですが、あの主人公たちならそれは確実にある！と観ていて思うわけです

そして話しは戻りますが、根岸監督、『ヘヴンズストーリー』をなんと二回も観てくださっていたことに驚きでした

『俺の人生の約九時間を費やしたんだ』っておっしゃっていました

でも最後に『何度観ても飽きないんだよ』とも言ってくださってめちゃくちゃ嬉しかった

実は私、根岸監督とお話するまでず～っと勝手に怖い人だと思い込んでいたのです…m(__)m

でも、実際は全く違っていて、とっても優しくて笑顔の素敵な(写真の笑顔を見たら分かりますよね)温かい監督さんです

先ほど一足早くお帰りになられましたが、根岸監督とこの映画祭で出会うことができて本当に良かったです

そしてまだまだたくさんの映画人の方やスタッフの方々、観客の方々との出会いがありました

また少しずつ書いていきますのでお楽しみに