☆亀吉の今日のつぶやき☆
FMラジオから流れる柔らかいサウンドをバックに、潮騒の音を聴いている
風に巻かれて不規則に舞い上がる数羽のカモメ
その鳴き声は空気を裂くように真っすぐに耳もとに届く
そして聴いている音楽の中に自然に溶け込んでいく
静かに目を閉じると、冬ざれの海から白馬が翔けてくる
逆光の中、そのシルエットに立て髪が踊る
手を差し延べると、白馬は一瞬動きを止め、いな鳴きとともに消えてしまった
あとは潮騒の音だけが聴こえてる、、、、
冬の潮騒は重く哀しい音がして、引き込まれてしまいそうになる
FMラジオのスイッチをOffにして、しばらくはこの哀しみの中を漂っていよう。
冬の潮騒は何故こんなに哀しいのだろう、、、?
答えは潮騒の中にだけある、、、、。