「明日に、なる」


わたしという存在はちっぽけで

ひとりでは何もできなさそうで

声を発していなければ

日常からすぐにでも消えてしまいそうで

どうしてわたしでいられるんだろう と

ふと考え込んでしまう瞬間が

両手両足足してもたりないくらいあるわけで

その答えは今だに私の耳には入ってくることがなく

日々そういった瞬間のつみかさねが

わたしの生活を形成しているようで

一体わたしの生活って何なのだろう と

またしても考え込んでしまう瞬間が

やはり両手両足では数えきれないくらいあるわけで

じつはそういった答えを見つけるために

「私」というちっぽけな存在(ひと)が

何もできないのに消えてしまいそうなのに

ここでたった今を生きているのかなぁ と

答えを見つけた気分になるのだけれど

いまいち違うな と 私は思ってしまった。

そしてまた明日が今日になる。