イヌヅカのワガママ車談義

イヌヅカのワガママ車談義

独断と偏見に満ちた車に関するお話を書きます。

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前回の投稿、といっても初めましての投稿ではあるが、1か月以上開いてしまった。

今回は私が乗っていたスカイラインのちょっとした話である。
少し話がズレるが、このブログは真面目な歴史考証や正しい情報の提供などはあまり考えていないので、ちょっとズレた認識や表現が含まれているかもしれない。
ウィキペディアのような情報を求めている方はそういった情報源を探していただきたい。
ここでは徹頭徹尾、私の独断と偏見に満ちた「車に対する思い」を綴るのである。

さて話を戻そう。
車に少しでも興味がある方は、「スカイライン」という車の名前を知らない方はいないだろう。
この車は日産を代表するスポーツセダン、クーペであり、かつては日産の主力車種の筆頭でもあったが、今ではその栄光も見る影も無く不人気車種の代表格になってしまった。
スカイラインを語る上では死んでも外せない「GT-R」も、現在では「日産GT-R」となってしまい、スカイランの名は不要、とされて外されてしまった。
今のスカイラインは、悲しいが単なるオヤジ車である。

そんな斜陽真っ只中の今のスカイラインではあるが、それでも昔は車好きのあこがれの車の1つであり、若者のあこがれの1つでもあった。
かくいう私も、昔はスカイラインにあこがれた子供であった。
否、スカイラインがあったからこそ、私は車好きになったと言っても過言ではないだろう。
スカイラインは私の車の原風景であり、物心ついた時はスカイラインが私の中にすでに存在していた。
何せ、私の人生の最初の記憶は、ケンメリスカイラインが我が家に納車された日の出来事なのだから(笑)

ケンメリスカイライン。すぐにそのスタイルを思い浮かべられる人は50代以上の方が大半かもしれない。
ケンメリスカイライン
※画像:CARVIEWより

こんな車である。
我が家に納車されたのは2ドアのGT-Rでもなく、GTでもなく、1600㏄4ドアのGLというグレードだった。
スカイラインのトレードマークである丸形テールランプすら装備されていなかった。

それでも、この車で色々な所に連れて行ってもらううちに、スカイラインという車、そして車そのものが好きになっていった、いや、好きである事に気づいたのである。

そして役10年後、車を買い替える事になった。
次の車は、R31スカイライン。またもスカイラインである。新開発RBエンジンを搭載し、後輪の舵角を積極的に変化させて走行安定性を向上させるHICASをひっさげた7代目のスカイラインであった。
7thスカイライン
しかし、この時もハイパワーなターボエンジンでもなく、GTですらなく、グレードは一番下のスカイライン1800Gというものであった。
豪華装備は何もなく、パワステ、エアコンですらオプション扱い。バンパーも樹脂の素材の真っ黒そのままの色で、思春期に入りかけの私にとっては不満タラタラなグレードだった。
「ツインカム24バルブターボのグレードに乗りたかったのに……!」
思えば、それがのちの私の車選びの指針になっていた。

当時、R31スカイラインは「セブンススカイライン(7THスカイライン。7代目のスカイラインということ)」と呼ばれていて、評論家様たちの間では重い、走らない、と評判のスカイラインだった。
新開発RBエンジンも当時は熟成が進んでおらず、不等長インテークマニホールドなどという機構を付けたものの設計者の意図通りの働きをせず、DOHCエンジンのくせに回らない、と酷評をうけていた。
そのせいかはわからないが、わずか2年で不等長マニホールドは廃止になり、マイナーチェンジ後は等長マニホールドが採用され、高回転までブンブン回るエンジンとなったのである。

当時は、私はあこがれのスカイラインというものがあった。
それは最新型の7thスカイラインではなく、先代DR30スカイラインRSだった。
当時としては斬新なフロントグリルを排した、鉄仮面と呼ばれたグリルレスデザインが、私の心をわしづかみにしたのだ。

(続く)