昨日のオールド・トラフォード最終戦。
香川真司は最後までピッチに立ち、日本人初のプレミアリーグの
トロフィーを掲げた。
名門マンチェスター・ユナイテットに所属していれば、
移籍一年目で獲得できなかったとしても、
そう難しいことではないでしょう。
なによりも、このチームに日本人が所属しなおかつ主力選手として
ピッチに立っている事が奇跡であり、夢のような話。
実況されてた金子勝彦さんは、45年前のダイヤモンドサッカーを
初めての放送したのがマンチェスター・U戦だったようで、
日本サッカー界暗黒時代の当時の事を思いだすと、
僕らよりもそう思えたでしょうし、この日のゲストや解説の方々と
最後はしんみりされてました。
それを聞くと、あ~僕らは良い時代しか経験してなくて、
なんだか単純に喜んで申し訳ないなと思ったり。。。
本当に不遇の時代から・携わり、応援してきた先人たちには
感謝の念でいっぱいです。
それはアレックス・ファーガソンも然り。
テレビの中で言ってたことを書くと、
今でこそ毎年優勝争いするプレミア屈指の強豪チームになった
マンチェスター・Uですがファーガソンが就任して、
数年はまったくタイトルも取れずにクビ寸前だったらしく、
カップ戦で優勝し、それでクビが繋がり、そこから現在に至ったようです。
田舎町のクラブチームから、世界的な企業になる過程を見てきたのは、
ファーガソンであり、自身の手で変えてこられたということは、
その時代の変化に対応した戦術や、マネージメントができたということ。
もちろんそれは一人の力ではなくコーチングスタッフやフロントも含めての話。
だから試合後のスピーチにはそれぞれに感謝を述べられてたみたい。
練習時にはだれよりも早く6時45分にはグランドに立っていたらしく、
優勝した翌日であってもでした。
情熱があり、規律に重んじ、様々な分野に長けていたファーガソン。
そら~『サー』の称号が付くほどですからね。
でも試合中グランドにガム吐くのはどうかと思うけど(笑)
今起こってる事は夢ではなく現実であり、これからももっと夢見て、
それを現実に変えていかなければならないんでしょうね♪
日本サッカー界も、商いも、人生も。
色んな想いにふけながらセレモニーまで観戦したホーム最終戦でした。