今日は福島の生活クラブの組合員さんとの交流会でした。
エル・コープでは毎年春と夏にリフレッシュツアーを企画して
福島からお申し込みをいただいた組合員さんをお招きしています。
そして、今日私がお話を聴かせてもらったのは
偶然にも母も同い年、子供も同い年の方…
いつ終わるのか判らない放射能との付き合い、家族との気持ちの共有、
周りの方との気持ちの温度差…
これらをどこからをどう片付けていっていいのかも
誰もわからないし、どんな答えがが正解かもわからず、
本当に手さぐりの中生活されているように感じました。
ワタシだったら、こんなふうに冷静に話ができるだろうか?
そう思いながらお話を聴かせていただきました。
そんな中でも子供達は本当に無邪気にすぐに打ち解けて
帰る頃には「ばいばーい、またなー」なんて
本当に逞しい。
こんな逞しくて優しい子供達が
自分の感情を抑えてまで生活しなくちゃいけないのは、
やっぱりおかしいと思う。
人それぞれ何らかの思いがあってそこに留まったり避難したりしています。
でも、問題の大本は人々の思想や信条の違いではないと思います。
どうして、このような選択を迫られる事態になったのか。
それは誰の責任で、その人たちはこれからどう福島の人々に日常と安心を取り戻させるのか。
そこに尽きるはず。
そして、改めてワタシにできることは、何かを考えさせられました。