その後、大学に入ってから4年間ずっと付き合っていたダンナと
大学卒業と同時に結婚し、
2年後に長女を授かりますが…
産む前にイメージしていた赤ちゃんと全然ちがう!
おっぱい飲んでもぐずぐず泣くし、
寝たと思って布団に寝かせてもすぐに起きて、泣く。
ちょっと大きめで生まれてきたから
抱っこも大変。
でもずっと抱っこしてないと泣き止まないから
立って抱っこして子守唄を歌う。
下の階のお母さんから「子守唄上手いのね」と
お褒めなのか嫌味なのか声をかけられるなんてことも。
ワタシもこの子も不機嫌な毎日。
赤ちゃんが来て、ばら色の毎日!なんて程遠い。
そうして、どうしてこの子がこんなに不機嫌なのか、わかった。
食物アレルギーでした。
赤ちゃんなのに、食物アレルギー?
ワタシのおっぱいからアレルゲンが入っていってたんです
うちの子は乳製品全般、バナナ、ピーナッツなどがアレルゲン。
ワタシの大好物ばっかり!!
あー、そんなことって…
この子のアレルギーが判明してから、ワタシもこれらの食品を口に出来なくなりました。
断乳後も、皮膚にアレルゲンが触れるだけで腫れてしまうので
家の中からもアレルゲンは締め出し。
ワタシは食べてもなんともないのに
そのワタシから生まれたこの子にどうしてこんなきついアレルギーが出るのか…
わかったときはもうこの子は一生甘い生クリームのついたケーキや
クリームシチューなどを食べられない
かわいそうな子
で生きていかなくちゃいけないんだ、と思いました。
そして、今までなんでも食べていたワタシが
「食べたいから」ではなく「食べられるもの」を選んでいかなくてはいけなくなったのです。