水に「愛しているよ」と声をかけるときれいな結晶ができ、「だめな奴だ」と叱ると結晶が汚くなる。と、友人が写真を見せてくれた。事の真偽は定かでないが、観葉植物に毎日声をかけてやると成長が早まり、きれいな花を咲かせるという話はよく聞く。ただ、耳を持たない水や植物がどのように情報を関知するのか。愛情には目に見えない波動の様なものがあって、それが影響するのだろうか。
さて人間では愛情の欠如が外観に影響することが報告されている。親との関係がうまくいっていない子供は、精神的症状のみならず、肉体的にもさまざまな障害が出る。これを愛情遮断症候群deprivation syndromeという。ことに著しく背の低い場合を愛情遮断性低身長症(deprivation dwarfism)といって、精神的抑圧によって脳下垂体の機能が低下し、成長ホルモンの分泌が減少することによる。こうした環境を改善すると、成長ホルモンが分泌されるようになり、身長も伸び始める。
大人にとって成長ホルモンは若返りホルモンであることは前にも書いた。肌や筋肉を再生し、脂肪を分解し、みずみずしさを保ち、免疫力を高める。愛されていると美しくなる。逆に想いがかなわないときは肌が荒れ、顔色も胃腸の調子も悪くなって、病気になりやすくなる。昨年末から滅多にひかない風邪をひき、下腹が出て、あちこちニキビが出て悩んでいるなぐちゃんに必要なのは、あなたの「愛している」という言葉です。