私は馬鹿だ!それも相当な馬鹿だ!
どれくらい馬鹿かというと、自分が医学界においても最高峰の天才であるとか
腕においては今後も自分以上の外科医は現れないであろうとか
頭や腕は自分に迫ろうとする不届きものがいたとしても、
歌のうまさにおいて自分以上のエンターテイメントはいないであろうとか
歌と言えば自分はよく郷ひろみに似ていると言われるが実は双子の片割れであるとか、
世界中の女性のほとんどは自分の方を向いているおかげで伴侶を得ることができない
不細工な男性がたくさんいるとか
そんな歴然とした事実にいまだに気付かずに、自分のことを凡人だと思いこんで
日々謙虚に誠実に生きている。何というふがいない馬鹿であろう。
私に愛のエールを送り続けたにもかかわらず、つれなくされたと憤慨しているあなた
私は馬鹿なのである。