近頃、精神医学においては病名を変えるのがはやっていて、老年期痴呆は認知症、精神分裂病は統合失調症、躁うつ病(今は鬱という漢字は覚えなくて良いらしい)は気分障害の中の、双極性(躁とうつが交互にくるもの)障害であるそうだ。朝は気分が重く夕方になると元気になってくる。月曜は気分が重く、週末はちょっとうきうきする。仕事が多いと不機嫌になり、仕事が少ないと不安になる。女性からちやほやされるとうきうきするし、振られるとがっかりする。天気の良い日に散歩をすると気分がすっきりするし、犬のフンを踏むと頭に来る。トイレで便通がいいとすっきりするし、紙が切れていると頭に来る。講演を頼まれて話しているときは気持ちが高揚するし、よく見てみるとほとんどの観客が居眠りをしているとがっくりくりくる。ブログを初めてコメントが多いとうきうきするし、よく読んでみるとケロヨンなどと書いてあるとがっかりする。ここでだけの話だがあの書き込みをした人の顔は相当なものである。今私はうつにどっぷりつかっている。しかし元々の性格が相当な躁であるので。みんなは気付かない。しかしうつなのであるから言動には気をつけるように。