台湾の話の続きです。
山を下りて、街を歩いていると放し飼いの犬が多い!それも痩せていて腹が空いていそう。
今回台湾に来たのは、性同一障害の手術の権威ファン教授とナグモクリニックの東京院長
山口医師との関係を取り持つためです。ファン教授はFTM(女性から男性になりたい方)の
陰茎を作る手術の権威です。
性転換手術(正確にはSRSと呼ぶ)は日本よりも韓国や台湾のほうが進んでいます。
その理由は、戦後にブルーボーイ事件というのがあって、
売春目的のニューハーフの男性器をある産婦人科医が取った。
そのことが優生保護法に引っかかるといって逮捕されたのです。
それ以来、日本でSRSは行われなくなりました。

それともうひとつの理由、それは
韓国や台湾では赤ん坊は腹掛け一つで育てる(いわゆる金太郎の腹にかけているやつ)
つまりフルチンです。そして放し飼いの犬が多くて腹が減っている。
わかりますか?犬は目の前にぶらぶらしているものをソーセージを間違えてぱくっと
食べてしまうのです。そのため思春期になって形成外科に行って
マイクサージャリー(顕微鏡手術)で陰茎の再建をする患者がとても多いのです。
私は韓国は釜山の東亜医科大学で客員教授をしていますが、そこの
金教授も陰茎再建の権威です。しかし、儒教の国韓国では
性同一障害で堂々と手術を受けられる人はそんなにいなくて
むしろ幼児のときに犬にぱくっとやられた人の方が多かったです。

日本はマイクサージャリーの先進国ですが、
SRS(性転換手術)はアジアの同胞に学ばねばなりません。