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長浜盆梅展・滋賀ラブネイチャーハイク

盆梅とは鉢植えの梅、つまり梅の盆栽のことである。今では世界の共通語ともなった「BONSAI(=盆栽)」ですが、その歴史は古く平安時代に遣唐使が持ち帰った「盆景」が起源という説がある。

中国では、約2000年前の文献に盆栽の記述が残っており、盆栽が古代から愛されていたことがわかる。

長浜の盆梅展は、東浅井郡浅井町高山の故高山七蔵翁が生みの親で、昭和26年12月に翁より丹精込めて育て上げた盆梅を「より多くの人に見ていただき、喜んでもらえれば」と長浜市に40余鉢寄贈されたことに発し、昭和27年より毎年1月上旬より3月上旬までの2ヵ月間、旧長浜駅舎の向い『慶雲館』で開催されてきた。

この華やかな盆梅展の舞台となる慶雲館は、明治20年、豪商・浅見又蔵が天皇行幸に際して建て、伊藤博文により命名された建物で、格調高い純和風造り、平安神宮神苑を手がけた近代日本庭園の先駆者・小川治兵衛による回遊式庭園も見事。近々国の名勝に指定される和の美を、梅と共に堪能したい。

盆梅展の開催期間中は長浜市が保有する約300鉢の盆梅の中からいろんな梅が観賞できるよう入れ替えが行われるそうで期間中はいつでも美しい盆梅が楽しめそうである。

長浜盆梅展は今年が59回目だそうで、一見の価値ある湖国を彩る早春の風物詩である。近隣に出掛けたおりには是非立ち寄りたい。


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岩根山・善水寺・滋賀県ラブネイチャーハイク


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善水寺は、標高405.5m。通称十二坊山、嶽、甲賀山とも呼ばれる山中にある。山号・岩根山。

善水寺の由来

奈良時代和銅年間(708~715)元明天皇勅命により鎮護国家の道場として創建され、和銅寺と称した。延歴年間傳教太師最澄上人、比叡山を開創され、同舎建立の用材を甲賀の地に求められた。材木を切り出し横田川(野洲川)河岸に筏を組み、いざ流し下す段になったが日照り続きのため河水少なく思うように材をながすことができなかった。

大師、請雨祈祷のため、浄地を探されたところ、岩根山中腹より一筋の光が目に射し込み、その光に誘われるまま当地に登られた。山中に堂、その東に百伝池あり、池中より1寸八分、閣浮檀金の薬師仏を勧請され、その薬師仏を本尊として請雨の祈祷を修すること7日間、満願の日に当たって大雨一昼夜降り続き、流れの勢いのまま、材は河を下り琵琶湖の対岸比叡の麓に着岸したという。

後に、京の都で桓武天皇御病の際、大師、霊仏出現の池水を以て薬師仏の宝前にて病気平癒の祈祷を修すること七日、満行なってこの霊水を天皇に献上されたところ、御病が平癒された。この縁に依って「善水寺」の寺号を賜わったという。

本堂が国宝であることをはじめ、本尊薬師如来をはじめ三十余躯の仏像が安置されており、これら国宝の仏像を間近に拝顔できることに驚く。
住職の解説を拝聴しながら、しばし悠久のときを体感した。感謝感謝である。



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三体月・観月会/熊野古道・中辺路ラブネイチャーハイク

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 三体月とは熊野三山で修験者が三体の月を見て神変不可思議な法力を得たと村人に伝えたと伝承され、中辺路町で旧暦11月23日に昇る月が三体に見えるという伝承があり、毎年この日に月待行事として熊野古道の峠で観月会が再現され開催されてきた。

 今回で再現29回目の観月会とのこと、今年は中辺路町の潮見峠で開催された。

 中辺路町庁舎前より中辺路町の送迎車で潮見峠まで。観月会場の峠では天幕が張られドラム缶にマキが焚かれすでに多くの参加者が暖をとっていた。庁舎前を出るとき小雨模様であった空は、山伏のホラ貝の法力か参加者の願いが叶ったのか、いつの間にか頭上の雲間に星が見えるようになっていた。

 温かな雑煮や御神酒が振る舞われるなか三体月の伝承や熊野伝説などが熊野の語り部から紹介された。併せて参加者の紹介やら交歓がなされた。

 いよいよ日も変わる午前0時、観月会の祭壇前で神事が始まった。

 山伏が先達になり参加者全員による般若心経の唱和がなされ、峠には山伏が敲く太鼓と甲高い鐘の音が響きわたり月待行事の宴も酣けなわとなった。

 深夜1時すぎ、これまで真っ暗だった谷間に薄っすらと黒い山並みが浮かびあがり、ほのかに淡い光が東の空を照らしはじめた。やがて真黄色で卵を割ったような月が雲間に輝いて顕れた。これまでに見たこともない真黄色に輝く下弦の月であった。

 清姫太鼓の打ちならす饗宴は峠をつつみ、千年の熊野のロマンと伝承を再現するに十分なものであった。雲間に見え隠れする月は観月する者の心に二体にも三体にも観えるかのようで、満足するものであった。

 来年も熊野のロマンを求め、この地を訪ねたい!



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