
8月21日(土)に開幕したあいちトリエンナーレ2010が、今日閉幕しました。
現代アートの祭典でしたが、若い方だけでなく子どもたちや高齢の方も多く入
場し幅広い世代から支持を得たイベントでした。入場者数も予想の30万人を
はるかに上回る50万人以上と、入場者数からみても成功したとみていいので
はないでしょうか。
愛知県美術館10階では、午後6時の閉館時に関係者が整列してお見送りし、
3年後の再会を誓い合っていました。次のトリエンナーレまでに今回のトリエ
ンナーレの成果が地元に根付き、3年後のトリエンナーレがさらなる大成功を
おさめることが期待されます。
ただ、会場内でも愛知県議会でも作者の意図がわからない作品があるとの指摘
があり、もっと多くの幅広い方々の支持を得るには一工夫必要かと思われます。
なお、オアシス21の屋上階「水の宇宙船」に展示してあった草間彌生さんの
作品「水玉模様の浮島」は台風の影響を考慮して閉幕前に撤去されていました。
(画像)最後に会場を出たお客さんに、建畠監督はじめスタッフ一同大きな拍手。
──────────【あいちトリエンナーレ2010】───────────
・テーマ:都市の祝祭 Arts and Cities
・開催時期:8月21日(土)~10月31日(日)
・会場:愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、長者町地区、オアシス21、
広小路通等のオフィス街や商店街など会場周辺の都市空間で展開する
ほか、様々な文化芸術施設等と連携していきます。
・主催:あいちトリエンナーレ実行委員会
・公式サイト http://aichitriennale.jp/