
7月8日(日)に平成24年度「あいち海上の森大学」が開講し、愛知県立大学で
開校式がおこなわれました。会場となった同大学多目的ホールには入学者や関
係者だけでなく一般参加の方も多くつめかけ、約100人の方が参加しました。
開講のあいさつにたったあいち海上の森大学マリ・クリスティーヌ学長(あい
ち海上の森センター名誉センター長)は「幅広い年代層の入学者を迎えてとて
もうれしい。12月までの開講期間は短いので楽しみながらしっかり学び、交
流活動にも積極的に参加していただきたい」などと、話しました。
開校式のあとに東北大学名誉教授新妻弘明氏による記念講演「地域のための地
域のエネルギー、森とのかかわり」が、おこなわれました。新妻弘明氏は「川
崎―仙台薪ストーブの会」の活動を通して、エネルギーの地産・地消を実践。
東日本大震災の自らの体験にも学びながら、誰でもマネできる市民技術により
エネルギーの地産・地消を目指すことが大事と、画像を使って話されました。
なお、あいち海上の森大学は、愛・地球博(愛知万博)の象徴であり原点でもあ
る「海上の森」をベースに、平成19年度からの10年計画で開校し、国内始め世
界各地域で活躍する理解者、実践者、指導者を育成するとともに、この大学を
軸として、修了生や関係機関等のネットワークづくりを進めることにより、持
続可能な社会の構築に向けた潮流を生み出し、広がりのある活動の進展につな
げていきたいとしています。6年目の平成24年度は35名の方が入学されまし
た。
あいち海上の森センター 愛知県瀬戸市吉野町304-1 電話:0561-86-0606