
今年で59回目となる名古屋城の春の恒例イベント「さつき大会」が今日から
始まりました。近在のさつき愛好家が育てたさつき300点が、銘木の部、銘
花の部など13部門に分けた競技部門及び展示部門に分けて名古屋城西之丸広
場で展示されています。
同時期に「東南隅櫓」の公開もおこなわれています。東南隅櫓は、名古屋城の
四隅に建てられた隅櫓(すみやぐら)のひとつ。昭和20年の名古屋空襲で天守
閣は焼失して再建されてものですが、この「東南隅櫓」は、空襲による焼失を
まぬがれ約400年前に建てられたものが現存していますので、当時をしのぶ
には最適でしょう。隅櫓といっても馬鹿にできない規模で、弘前城や丸亀城の
天守閣より大きいんだそうです。名古屋城「さつき大会」と「東南隅櫓の公開」
は、5月22日(土)から6月6日(日)まで。
(注)画像は、名古屋城西之丸広場「さつき大会」、後方は東南隅櫓