

2月定例愛知県議会は、3月3日(木)から一般質問が始まりました。
2日目の3月4日(金)、3番目に質問にたった水野豊明議員(民主)は、4月1
日(金)から民間会社に委託されることになった愛知県森林公園の管理運営につ
いてただしました。
愛知県森林公園は、尾張旭市と名古屋市守山区に広がる約468ヘクタールの
広大な森林の中に、運動施設(テニスコート・乗馬場・野球場・ゴルフ場など)、
植物園(約4ヘクタールの広芝生・この地方に自生する樹木からなる郷土の森
など)、一般公園(芝生や花だんがあるセンター広場・多数の遊具がある児童
遊園地など)があり、一年を通して多くの方に利用されています。
平成23年4月1日から、森林公園の管理・運営が、民間会社ウッドフレンズグル
ープにかわることになり、水野豊明議員はこれによりサービスの低下を招くこ
とのないよう愛知県の対応を確認しようとしたものです。答弁にたった農林基
盤担当局長は、「人件費の削減は運用に工夫をこらして実現する一方、現行の
自然観察会などイベントは全て継続しサービスは維持します。さらに学芸員を
配置して講座を充実させたり、里山市場等イベントを新規に実施し利用者満足
度の向上を図ります。その上、利用者満足度調査や運営会議の開催を通して、
利用者も声をたえず聞く体制を整えたい。」と回答しました。すでに、隣の森
林公園ゴルフ場はウッドフレンズグループが運営しており、設備の改善・サー
ビス向上が図られています。愛知県森林公園が、これを契機に利用者が今以上
に楽しくすごすことができる施設になるよう、期待がふくらみます。
(2011年3月4日)
(画像)上段:質問する水野豊明議員、下段;答弁する愛知県農林基盤担当局長