

校舎がなく、名古屋の街がキャンパスという壮大な規模の「大ナゴヤ大学」。
誰でも先生、誰でも生徒をコンセプトに、市民を対象にした公開講座を展開し
ています。同大学は9月12日(土)に開校し、同日に8教室を開講。そのひと
つが「原田さとみの“勝手に小倉トースト研究会”」という、名古屋めし「小
倉トースト」を勉強する講座なのです。教室は、4つのお店で生徒さんは10
人、先生はそれぞれの店のスタッフという構成。
最初の教室(店)は、大須の「モカ」。この店、開店してから50年という伝統
に、レトロ感あふれるメニューへの期待が高まります。名古屋の喫茶店名物と
いえば、モ-ニングサービス。ここもコーヒーをオーダーすると、コーヒー代
の350円でトースト(バター)がついてきます。もちろん、通常のトーストで
は授業が始まりませんので、プラス150円で小倉トースト・モーニングにな
りました。生徒さんの中には、小倉トーストが初めてという方もいらっしゃる
のですが、カリっと焼いたトーストに、バターと小倉餡がマッチした「小倉ト
ースト」は、全員の方から好評を博していました。併せて、甘い小倉トースト
には、コーヒーはブラックがあいそうな傾向もみえてきました。「小倉トース
ト」教室、最初の講座は基本に忠実な小倉トーストを皆さんで体験するといっ
たところでしょうか。