映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』完成披露試写会 | 名古屋ナビ

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(C)2010「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会

6月3日(木)、大森立嗣監督、松田翔太主演『ケンタとジュンとカヨちゃんの

国』の完成披露試写会が、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の松田翔太、

高良健吾、安藤サクラ、新井浩文、大森立嗣監督が登壇し、舞台挨拶を行いま

した。



劇中で、安い賃金に劣悪な環境で働くケンタとジュンは、現状から抜け出すべ

く事務所を破壊し、ケンタに対し執拗ないじめを続ける上司(新井浩文)の車や

事務所をめちゃくちゃにぶっ壊して旅へ出るのだが、この日、会場には実際に

ぶっ壊すのに使用した大ハンマーが用意され、舞台上に積み上げられた高さ約

90cmのコンクリートブロックの山を松田と高良がそのハンマーで力いっぱい振

り下ろすと、ブロックは粉塵を起こしながら見事粉々に。映画さながらの迫力

ある見事な破壊っぷりを見せた後、松田は「この映画の撮影をするまで感情を

ストレートに感じることがあまりなかった。でもすごく気持ちいいし、ケンタ

たちのストレートな生き方はかっこいいと思う。観たら明らかに自分が何かを

抱えていることに気づくはず」と本作の魅力について語りました。



また松田と高良が劇中で解体現場のひたすら壁を壊し続けるはつりと呼ばれる

仕事をしていることにちなみ、二人のサプライズで観客にサイン入りのニッカ

ポッカプレゼントするはずだったにも関わらず、登場時に持ってくるのをうっ

かり忘れてしまった高良。「『翔太くんには持たせられないから自分が持つ』

と言っていたのに、持ってないですね!」と松田がつっこみ、高良は慌てて恥

ずかしそうにニッカポッカを取りに戻ると、劇中と同じくケンタとジュンのよ

うな仲睦まじいやりとりに、会場は温かな笑いに包まれました。

6月19日(土)、伏見ミリオン座ほかで公開