
ブレーキが、一時的に利かなくなるという苦情が相次いでいる問題をかかえた
トヨタのハイブリッド車「プリウス」。2010年1月の販売台数は、2万2千台
強と車名別販売台数でダントツ首位の好スタート発進となりました(2月4日
:日本自動車販売協会連合会発表)。昨年4月からのエコカー減税・補助金が
引き続き大きな威力を発揮しているようです。エコカー減税対象車では、フィ
ット、ヴィッツ、カローラがいずれも前年同月を大幅に上回る販売台数となり、
それぞれ2位、3位、4位に入っています。
ちなみに、軽乗用車首位のワゴンRは1万4千台、2位のタントは1万2千台、
3位のムーブは1万1千台と、ハイレベルの販売台数を維持しました。
普通・小型乗用車は、前年1月の販売台数153,950台から本年1月は219,844台
と前年同月比で142.8%の大幅な伸びとなった半面、軽乗用車は99,905台
で前年同月比 2.2%減でした。プリウスの販売台数には今後不安が残るものの、
好調な自動車販売を起爆剤に元気な名古屋の復活を期待したいものです。
【2010年1月の車名別販売台数ベスト10:日本自動車販売協会連合会発表】
1 プリウス(トヨタ) 22,306
2 フィット(ホンダ) 13,058
3 ヴィッツ(トヨタ) 8,715
4 カローラ(トヨタ) 8,035
5 パッソ(トヨタ) 7,356
6 セレナ(日産) 7,349
7 ステップワゴン(ホンダ) 6,471
8 フリード(ホンダ) 6,436
9 ヴェルファイア(トヨタ) 5,813
10 デミオ(マツダ) 5,589
(注)画像は、2009年5月に名古屋で発表された205万円新型「プリウス」