

名古屋城西の丸展示館で、1月2日(土)~2月28日(日)に名古屋城本丸御殿
障壁画習作展が開催されています(1月下旬は休館)。展示作品にはいまにも飛
びかかりそうな虎が描かれた「竹林豹虎図」とともに、三方正面眠の虎と呼ば
れる猫のようなやさしい虎も。この三方正面眠の虎、見る位置によってその姿
は丸くなり、また長くなると同時に顔はいずれから見ても正面を向くように描
かれているとのこと。つまり、左から見ると虎の体が長く、中央から見ると虎
の体が丸く、右から見ると虎の体が長いというユニークな画なのです。