
6月15日(水)に、東山動物園ボンゴ舎内で、ボンゴのユーリー(19歳オス)が
死亡しました。
5月3日より下痢を繰り返し、整腸薬や消化器潰瘍治療薬で治療していましたが、
昨日午前中は座り込んだまま動かなかったため、皮下補液や食欲増進剤などを
注射。薬効により、午後には一時的に食欲が回復したものの、夜間に衰弱死し
たということです。
ボンゴは、東山動物園の人気ベストテンにも入らず、ゾウやコアラなどに比べ
ると地味な存在ですが、オカピ、ジヤイアントパンダ、コビトカバとともに世
界四大珍獣とされるめずらしい動物なのです。これまでユーリーは、メスのマ
ツと2頭で暮らしていましたが、今日からマツ1頭だけの寂しい生活になりま
す。(2011年6月15日)
(注)「ボンゴ」のユーリーの画像は、東山動物園提供。