なごやんのBCL史(27)珊瑚礁に囲まれて
これまでのようにチンタラ書いていたのでは先の見通しが立たず、gdgd* になりますので、少し急ぎます。
*gdgd:グダグダ(笑)
今回のBCL史は第5回(実質第4回)、ラジオ・オーストラリア以来のオセアニアです。
【背景】
南太平洋、オーストラリアの東にニューカレドニアという島国があります。最大の島「グランド・テール」とその周辺の島々からなり、マリンスポーツも盛んで、リゾート地も多く、日本からも多くの観光客が訪れます。この国の珊瑚礁は世界遺産に登録されています。
ただ、この国は独立国ではなく、フランスの特別共同体として、実質的にはフランスに占領されている状態です。
ニューカレドニアの位置
ニューカレドニアは自らが植民地でありながら、1961年まで更に東のワリスとフュテュナも管理していました。
ワリスとフュテュナ管轄時代の切手
国鳥カグーはニューカレドニア特産種だそうです。
国鳥カグー
【ラジオ・ヌメア】
首都のヌメアはグランド・テールにあり、そこにはフランス放送協会(ORTF)の海外局であるラジオ・ヌメアがありました。
ラジオ・ヌメアの出力はわずか8KW(中波)、4KW(短波)と日本国内のローカル局以下でしたので、受信はとても困難でした。しかし、冬期にはなんとかキャッチできました。もちろん国際放送などはなく、フランス語によるローカル番組のみでしたので、聴くというより、まさになんとか聞こえるという状態でした。情報誌等によればQSA(信号強度、5点満点)4くらいのこともあったようです。
私のログには何回かこの局の記録がありますが、受信機等技術に関することはともかく、放送内容の感想等を書くには至らず、受信報告は1度送っただけです。アナウンスでは「Ici Office de Radiodiffusion Télévision Française.」と言っていましたが、時折聞こえる「Radio Nouméa」と周波数を手掛かりに局を同定しました。
ログによると、途中で5kHz上の周波数のVOAのQRM(妨害)を受けていたことがわかります。
ラジオ・ヌメアの受信記録
それに対して送られてきたカードです。この局のベリカードは後にも先にもこれ1枚しか持っていません。私にとっては貴重な1枚です。
ラジオ・ヌメアの受信証
【そして今】
1974年、親局のORTFが分割民営化され、ラジオ・ニューカレドニア(Radio Nouvelle-Calédonie)等、いくつかの変遷を経て、現在では「ニューカレドニア第1(Nouvelle-Calédonie 1re)となっているようです。
というところで、次回、またヨーロッパです。北欧またはイベリアの予定ですが、予定はあくまで未定です。
BCL史の過去記事はこちらをご覧ください。
相互リンク⇒アクティブなごやん(ゴートク、ブンデス、HSV)
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今回のBCL史は第5回(実質第4回)、ラジオ・オーストラリア以来のオセアニアです。
【背景】
南太平洋、オーストラリアの東にニューカレドニアという島国があります。最大の島「グランド・テール」とその周辺の島々からなり、マリンスポーツも盛んで、リゾート地も多く、日本からも多くの観光客が訪れます。この国の珊瑚礁は世界遺産に登録されています。
ただ、この国は独立国ではなく、フランスの特別共同体として、実質的にはフランスに占領されている状態です。

ニューカレドニアは自らが植民地でありながら、1961年まで更に東のワリスとフュテュナも管理していました。

国鳥カグーはニューカレドニア特産種だそうです。

【ラジオ・ヌメア】
首都のヌメアはグランド・テールにあり、そこにはフランス放送協会(ORTF)の海外局であるラジオ・ヌメアがありました。
ラジオ・ヌメアの出力はわずか8KW(中波)、4KW(短波)と日本国内のローカル局以下でしたので、受信はとても困難でした。しかし、冬期にはなんとかキャッチできました。もちろん国際放送などはなく、フランス語によるローカル番組のみでしたので、聴くというより、まさになんとか聞こえるという状態でした。情報誌等によればQSA(信号強度、5点満点)4くらいのこともあったようです。
私のログには何回かこの局の記録がありますが、受信機等技術に関することはともかく、放送内容の感想等を書くには至らず、受信報告は1度送っただけです。アナウンスでは「Ici Office de Radiodiffusion Télévision Française.」と言っていましたが、時折聞こえる「Radio Nouméa」と周波数を手掛かりに局を同定しました。
ログによると、途中で5kHz上の周波数のVOAのQRM(妨害)を受けていたことがわかります。

それに対して送られてきたカードです。この局のベリカードは後にも先にもこれ1枚しか持っていません。私にとっては貴重な1枚です。

【そして今】
1974年、親局のORTFが分割民営化され、ラジオ・ニューカレドニア(Radio Nouvelle-Calédonie)等、いくつかの変遷を経て、現在では「ニューカレドニア第1(Nouvelle-Calédonie 1re)となっているようです。
というところで、次回、またヨーロッパです。北欧またはイベリアの予定ですが、予定はあくまで未定です。
BCL史の過去記事はこちらをご覧ください。
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