先日の親戚に2人目の子供が生まれました

 

動画も送ってもらい、久しぶりに赤ちゃんの

 

泣き声を聞きましたが、自分の子供もそんな時

 

があったなと懐かしくなりました。

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親の恩と懐胎守護
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私達はさまざまなもののご恩があって

 

この世に生まれ、生きる事ができる

 

のだから、恩を忘れてはなりませんよと

 

恩ということについてとても詳しく教えて

 

いかれました。

 

考えてみると、食べるものや着るもの、住む場所

 

などもいろいろな人達によって作られ、今

 

手にすることができます。もしそれらの人達が

 

いなければ、すべて自分でしなければなりません

 

から、考えただけでも大変です。

 

さらに太陽や水など自然からも多くの恩恵を受けて

 

います。そういうことからいいますと、私達は

 

生きているというより、生かされているといっても

 

いいくらい多くのものの支えがあって生きることが

 

できます。

 

中でも親の恩というのは、大変深く大きいのだと

 

教えられ、数え切れない親のご恩を10にまとめ

 

られたのが、親の大恩十種といわれるものです。

 

懐胎守護の恩

臨生受苦の恩

生子忘憂の恩

乳哺養育の恩

廻乾就湿の恩

洗潅不浄の恩

嚥苦吐甘の恩

為造悪業の恩

遠行憶念の恩

究竟憐愍の恩

 

最初にあげられるのが、懐胎守護(かいたいしゅご)の恩です

 

懐胎とはお母さんのお腹に胎児が宿ったことで、妊娠したことです。

 

それから出産までの10ヶ月あまり、子供の無事の出産を

 

願って、守ってくださるご恩を懐胎守護の恩といわれます。

 

妊娠すると、子供の成長を考えて食べるものに気を使ったり

 

タバコやお酒が好きだった人も控えるようになったりと

 

子供のこと第1に考えて、生まれてくる日を指折り待っています。

 

お父さんも、仕事をはやく切り上げたり、お母さんの負担を

 

少しでも減らそうと手伝って、一心に我が子が無事生まれるのを

 

見守ってくれます。

 

このような両親のご恩があって、私達はこの世に生を

 

受けることができたのだよといわれているのが

 

懐胎守護の恩です。

 

残りについてはまた次回以降、紹介していきたいと思います。

 

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