今日は縁あって、葬儀場で

 

仏教の話をさせてもらうご縁を頂きました

 

こういう場で話をさせてもらうのは初めての

 

ことでしたが、いい経験をさせてもらいました。

 

人と人とのつながりでいろいろ紹介して頂いて

 

ご縁をありがたく思います。

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無常と大切なもの
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仏教では、この世は無常であるといわれます

 

無常は移り変わっていく、ずっと続くことはない

 

ということです。景気も変動しますし、物も壊れたり

 

感情も変化したりします。

 

中でももっとも衝撃的なものが人の死でしょう。

 

元気で、しゃべったり動いたり

 

していたのに、変わり果てた姿になり、もう動くことも

 

しゃべることもなくなってしまいます。

 

仏教で無常といえば、多くの場合、人の死を

 

あらわします。

 

そう聞きますと、仏教は人の嫌がる

 

死ぬことばかり言うから暗くなるという方があります。

 

しかし

 

無常ということをよく知ると、悲観的な意味だけでは

 

ないことがわかってこられるかと思います。

 

どんな人も、いつどうなるかわからない

 

とわかればわかるほど、今あるものを大事にしようと

 

いう気持ちになります。

 

いつまでも続くと思えば、ぞんざいに扱ったり

 

ないがしろにしてしまうかもしれません。

 

ちょうどガラス製品を扱うとき、ぞんざいに扱って

 

いると、するっと滑って、割ってしまうことがあります。

 

ガラス製のものは壊れやすいものだと思えばこそ、

 

扱いも大切になってきます。

 

今、自分のまわりにいてくれる人や物も、そして

 

自分の命も諸行無常で

 

やがては必ず離れていってしまう、失われるものだと

 

思えばこそ、今の一瞬一瞬を大切にしようという

 

気持ちが強くなるのです

 

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