保育園の運動会が近づいてきているため

 

上の子も下の子も家でも、運動会の練習や

 

振り付けをやっていたりします。

 

子供達が楽しみにしている姿にこちらも、

 

当日が楽しみでなりません。

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愛欲と罪
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仏教に「愛欲に痴惑して道徳に達せず」という言葉があります

 

愛欲に惑わされて、罪や悪を造ってしまう私達の姿をいわれています。

 

愛欲というのは仏教で欲の心の1つで、

 

愛し・愛されたいという心です。男女の間ももちろんですが

 

仏教で愛欲という心は、親が子供を愛する気持ちや

 

子供が親を思う心、友達を大事に思う気持ちも入ります

 

一見するとすごく素晴らしいことで、

 

なぜ愛欲に惑わされて、罪を造ることになるのか?と思えます

 

愛する人があるのは、幸せなことですが、ところが一方で

 

その気持ちが深ければ深いほど、自分の思ったように相手が

 

ならなかったとき、裏切られた気持ちになり、怒りや憎しみは

 

とても大きくなります

 

「可愛さあまって憎さ100倍」といわれる通りです

 

殺人事件がしばしばニュースで流れますが、この日本で

 

一番多いのは、通り魔や犯罪に巻き込まれてではなく

 

親族に殺される場合だそうです

 

身近な存在であればあるほど、愛欲が深いゆえに

 

また深い憎しみになってしまうのでしょう

 

親から大事にしてもらえなかった、愛してもらえなかった

 

ということで深く恨んで苦しんでおられる人があります

 

子供にとって親に大事にしてもらいたいという気持ちは

 

当然でしょう。また夫婦・恋人どうしであれば、尚、愛着

 

は深いものがあります。

 

その気持ちが満たされず、裏切られた、愛してもらえなかった

 

となりますと、そのまま恨みの心になって

 

しまいます。恨みたくて恨んでいるわけではないのでしょうが

 

深い愛欲はどこまでも私達を惑わせ、罪を造らせるものだと

 

「愛欲に痴惑して道徳に達せず」とブッダはいわれています。

 

ではどうすれば心からの安らぎを、真の平穏を叶えることが

 

できるのかをブッダは生涯教えてゆかれました

 

講座に参加ご希望の方は以下のHPからご確認ください
nagoya.japan-buddhism.com