最近、食卓にゴールデンキュウイが並ぶ

 

ことが増えました。妻が好きだからという

 

こともあり、子供達も大好きです。

 

ただゴールデンキュウイのことを

 

「きゅうり」「きゅうり食べたい」と言っています。

 

自分も子供の頃そうだったなと懐かしく思い

 

ながら聞いています。

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三宝と17条憲法
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仏教に「三宝(さんぽう)」という言葉があります。

 

3つの宝ということですが

 

「宝」と聞きますと、どんなものが思い浮かぶでしょうか?

 

昔話に出てくるような、まばゆいばかりの金銀や

 

大きなダイヤのネックレスやサファイアの指輪などの宝石類が思いついたり

 

子供のころに集めていたコレクションが宝物とか

 

好きなアイドルや歌手のサイン色紙がお宝という人もあるでしょう。

 

子宝といわれるように子供と答える方もあるかもしれません。

 

仏教でいわれる3つの宝とはどんなことでしょうか?


聖徳太子の有名な17条憲法の中に

 

「篤く三宝を敬え、三宝とは仏・法・僧なり」(第2条)とあります。

 

聖徳太子は、3つの宝を大事にしなさいよ、尊びなさいよ

 

といわれて、「仏」と「法」と「僧」が宝であるといわれています。

 

最初の「仏」とは、仏様が宝ですよといわれています。

仏とは仏像のことではなく、私達に本当の幸せのある

ことを教えられた方ですから、大切にしなさいといわれています。

次に「法」とは、仏のとかれた教えのことです。いつの時代の人も

どこの国の人でも、幸せになれる道を示された、この教えが

宝であるといわれています。

そして最後の「僧」とは、仏(ブッダ)の説いた教えを、ブッダに

代わって私達に説く僧がまた宝であるということです。

あくまで宝といわれている僧とは、ブッダの説いた法を

私達に伝えてくださるから宝なのであり、教えを伝えるのが

僧の使命なのです。教えを説かない僧は宝とはいわれなく

なってしまいます。

3つの宝「仏・法・僧」を大切にしなさいよというのは

仏(ブッダ)の説かれた教えは、一時的な幸せではなく

本当の幸せとは何かを明らかにされたものだから、

どんな財宝よりもすばらしいものであり、その教えを

伝えてくださる方もまた宝なんですよ

と聖徳太子は17条憲法の中で示されています。

私達が仏教を聞き求め、本当の幸せに生かされた時に

 

聖徳太子がいわれるとおり仏法僧はまことの宝であった

 

と知らされます。そこまで仏教を聞き求めてもらいたいと思います。

 

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nagoya.japan-buddhism.com