暑さ寒さも彼岸までといわれますが、

 

まだ日中は暑いですね。

 

朝や晩は、秋の訪れを感じますが

 

日中の暑さはあとしばらく続きそうですね。

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仏教興隆と聖徳太子
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お彼岸の時期が近づいてきました

 

各地で墓参りや彼岸法事がつとめられるところも

 

あるでしょう

 

このような習慣が根付いているのは、やはり

 

日本が仏教国であるからですが

 

日本がこのような仏教国となる礎を築いたのは

 

1400年くらい昔

 

飛鳥時代の聖徳太子の功績によるところが大きいでしょう

 

ですから

 

「和国の教主 聖徳皇(しょうとくおう)」とも言った人がありました。

和国とは日本のこと

教主とはブッダ(仏教を説かれた方)のことですから

聖徳太子は日本のブッダのような方であるとのことです。

まだ仏教が日本に伝来して間もない頃のことですから

仏教に対する理解は一般大衆はもちろんのこと

豪族の間にもあまりない時代です。

そんな中、仏教を信仰するようになったのが蘇我氏であり

仏教を広めようと考えていました。

ですがその考えに真っ向から反対したのが

物部守屋(もののべのもりや)でした。

当時、疫病が流行り、多くの人が命を落としており

守屋は他国の宗教を信じれば、日本の神が怒って

災いがおきると主張して、仏塔を破壊したり、僧侶に

ひどい仕打ちをしました。

やがて物部氏は蘇我氏によって滅ぼされ

聖徳太子が摂政として政治をとりおこなうようになっていきました

仏教の教えの深さ・素晴らしさに感激した聖徳太子は、

本格的に日本に仏教を広めて

仏教思想に基づく国づくりを目指しました。

有名な17条憲法の随所にも仏教思想が反映されています。

「篤く三宝を敬え、三宝とは仏・法・僧なり」(第2条)

とあり、仏法を尊びなさいよとすすめられています。

では三つの宝といわれる仏・法・僧とはどんなことなのか

次回紹介したいと思います。

 

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