先週の金曜から下の娘が風邪を引いて

 

長引いていましたがようやく治りました。

 

その間、薬を飲ませるのにずいぶん苦労しました。

 

ジュースに混ぜてもだんだん気づくようになり、薬の

 

入ったジュースを流して捨ててしまったりと

 

なかなか賢くなっていきました。。

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恩田ときっかけ
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ブッダはお金や物を与える(布施)ときには

誰でもいいから与えさせすればいいとは

いわれていません
    
三田(さんでん)といわれる三通りの人に

施しなさいとすすめておられます
 
・敬田(きょうでん)
・恩田(おんでん)
・悲田(ひでん)

以上の3通りの人が三田といわれる人達です

「敬田」とは敬うべき徳をもたれた方ということを

前回紹介いたしました


  次の「恩田」とはご恩を受けている人のことです

わたし達はさまざまな人からご恩を受けて生きています

誰の手も借りずに一人で成長し、生きているという人は

いないでしょう

親がいなければ、この世に生まれ成長することは

できませんでしたし、学校の先生から知識やマナー

などを学び、困ったときには友達や恋人、夫や妻が

助けてくれたり、相談にのってくれたりと

多くの人のおかげで今の自分があるのではないでしょうか

  そういうことから言えば、生きているというより

生かされていると言ってもいいくらいです

  このように身近で自分を支え、助けてくれている人達に

こそ、施しをするようにブッダはすすめておられます
日本では、お中元やお歳暮として、日ごろお世話になって
きた方に感謝の気持ちをこめて、物を贈る文化があったり
また父の日や母の日、敬老の日などに、自分を支えて
くれている人たちのご恩に少しでもお応えしようという日も
あります。普段からお返しできていればいいのですが、
身近な人にほど、気恥ずかしさを感じてしまい、頭では
やればいいと思っていてもなかなかできないことが多くあります。
やっぱりきっかけが必要ですから、せめて1年に1度くらい
感謝の気持ちを示す日を大切に、恩田に施しをすることを
したいものですね。
次回は最後の悲田について紹介したいと思います。


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