先日、なごやか仏教(動画)の収録を終えて、

 

停めていた自転車のカギをあけて乗ろうとしました。

 

確認不足だったんですが、他の人の自転車に乗ろうと

 

してしまいました。よく似ていたんです。

 

驚いたのは、わたしの自転車のカギで、別の人の

 

自転車のカギがあいてしまったことです。

 

自転車のカギの構造ってそんなものなんですかね?

 

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施しと福田
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仏教で教えられる善い行いに

布施があります。布施とは与えることです。

ブッダは幸せになりたければ与えることを

考えなさいと教えておられます

しかし誰でもいいから与えさせすれば    

いいのかといいますとそうではありません   

布施をするときは相手をよく   

選んでしなければならないと教えられています   

たとえば
    
親が資産家だからといって、子供に多額の

お金を渡していては、楽を覚えて

道楽息子になり、かえってひどい結果を

まねくでしょう


お釈迦様は施しをする際の相手を

「福田」(ふくでん)といわれ、田んぼに

たとえられました

なぜ布施をする相手を田んぼにたとえられたのでしょう?


農家の人が田んぼに苗を植えるのは

秋には何倍もの収穫となって自分に返ってくるからです。

田んぼに苗を植えて、自分の手元の苗が減ってしまった!

損した、田んぼに苗をとられた「こんちくしょう!」と

怒る農家の人はいません


同様に、相手を間違わなければ、布施をした結果は

施した人に返ってきます。布施を受けた人も

もちろん喜ぶでしょうが、与えた人は何倍もの

よい結果が返ってくるので、布施を受ける人は

田んぼのような役割をしただけだといわれます


わたし達に福徳(ふくとく)という幸せをもたらす

福田(ふくでん)とはどんな人なのでしょうか?

次回、紹介したいと思います
 

「施与を受けるべき人々に与えたならば、大いなる果報を

もたらす。良い田畑にまかれた種子のようなものである」(ブッダ)


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https://nagoya.japan-buddhism.com/