最近、通り雨が多いですね

 

ちょとした距離だからと傘をもたずに

 

出かけると、突然雨にふられて困ることが

 

あります。油断禁物ですね。

 

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キャストと布施
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以前、ディズニーランドの採用を担当していた方の

 

本を読んだことがあります。

 

その中で心に残ったことの1つに

 

「人は自分が扱われたように人を扱う」というものがありました。

 

ディズニーランドはとても広く、働いている人の数も大変な数に

 

のぼります。働く人がたくさんいります。

 

ちなみに働いている人のことはキャストと呼ぶそうです。

 

ディズニーランドの中は、すべてお客さんを楽しませる舞台と

 

考えているそうで、そこで働く人達は、売店の人であれ、清掃員であれ

 

すべてディズニーランドという舞台を盛り上げるキャスト(配役)だということです。

 

そんなキャスト達の多くは、正社員というわけではなくアルバイトだそうです。

 

ですが大変質の高いサービスを提供し続けています。

 

そのヒミツの1つが最初の

 

「人は自分が扱われたように人を扱う」というものです。

 

自分が人から大切にしてもらった人は、後から来る人にも自分が

 

してもらったのと同じように親切に丁寧に対応することでしょう。

 

反対に、自分があまり丁寧に教えてもらえなかった、ぞんざいに扱われた

 

人は、後から入ってくる人に無関心で丁寧に教えようとしなくなるでしょう。

 

ですから、キャストを希望して入ってくる人に、まずは先輩達が最高の

 

おもてなしをするよう心がけているそうです。そしてそんな先輩キャスト達を

 

通して、今度は自分がお客さんに感動を届けようとか、後輩キャストが

 

入ってきたら、自分がしてもらったのと同じように丁寧に教えてあげようという

 

気持ちを育んでいるそうです。これによって、ほとんどアルバイトばかりの中

 

でも質の高いサービスを維持し続けてきたそうです。

 

仏教では、人に親切に親身になって手を貸すことを布施といいます。

 

布施とは、与えることですが、少しでも相手に喜んでもらおうと思ってする

 

ことは布施になります。まずは自分にできることから周りの人に与えていく

 

それが善い循環を生み出し、自分も周りの人にも喜びや幸せが広がっていく

 

ことになります。

 

与える者に、幸せは与えられるとブッダは教え続けていかれました。