上の子の影響なのか、下の娘は

 

家や保育園でも、自分で荷物を片付けたり

 

タオルをかけたり積極的に行動しています。

 

ただ家を出るときに、いつも見ている上の子の

 

スタイルを真似するので、上の子のカバンや帽子を

 

かぶってしまいます。そこまで真似しなくてもいいのに。。

 

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縁の影響
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こんな言葉があります

 

「人は善悪の友による」

つきあう人によって、人間は善くも悪くもなるぞということです

 

また

「善人の敵とはなるとも悪人を友とすることなかれ」

という言葉もあります

 

これも善人とは敵対したとしても、知らず知らずよい影響を受けるが

悪人と仲良くなるとよくない影響を受けるので近づかないほうがよい

ということです。

 

ともにつきあう人をよく考えなさいと戒めた言葉です。

 

仏教ではそれを「縁」といわれます。どんな縁(周りの人や環境)と

 

接するかで、私の受ける結果は変わってくると教えます。

 

それほどわたし達は、周りの人や環境に影響を受けやすいということです。

 

問題は、どんな人や環境が、善い縁なのか?悪い縁なのか?でしょう。

 

これは大変難しい問題です。

 

簡単に言えることではありませんが

 

仏教の視点から考えてみますと

 

仏教では、善いことをすれば善い結果が、悪いことをすれば悪い結果を

 

自分が受けるのだよと教えています。ですから少しでも、善いことをがんばろう

 

悪いことをしないようにしようとすることが大事になります。

 

となると、仏教でいう、善い縁の基準の1つは

 

少しでも悪いことをやめて善いことをしようという気持ちにさせてくれる

 

人や環境が善い縁です

 

反対に悪い縁とは、こんなことなら善いことするのは馬鹿らしい

 

やめたやめたとなったり、悪事に手を染めてもいいんじゃないかと

 

思わせるような人や環境は悪い縁です。

 

勉強のことを例に考えると

 

少しでも勉強にがんばろうという気持ちにさせてくれる先生や友達

 

また勉強がはかどる環境・場所が善い縁になります。

 

たしかに教えてくれる先生によって、勉強へのモチベーションが大きく

 

変わることありますし、勉強するにしても図書館とか自習室のほうが

 

はかどるという経験された方もあるでしょう。

 

逆に、勉強しようという気を失わせる友達や場所は悪い縁です。

 

もちろん、これは勉強して、成績を上げたいとか、資格試験に合格したい

 

という目的から見てのことですので、目的によって、何が善い縁となるか

 

悪い縁になるかは変わってきます。

 

いずれにしても、縁次第で影響をうけますので、少しでも悪い縁をさけ

 

善い縁に近づきたいものです。