まずは次の公式動画をご覧いただきたい。




昨日たまたま見つけたのだけれど、しばし仕事の手を休め、見入ってしまった。

出演していたミュージシャンについて、どの人がどんな名前でどの程度有名なのかサッパリ分からなかったことだけ残念ではある。

それはそうと、映像に映っていた子どもたちは、きっとハイチの子だと思うのだけど、悲惨な状況下でも笑顔があり、おどけた様子が見えたのは印象的だった。

笑顔というか、それをもたらす「ユーモア」であったり、「笑い」というのは実は人間にとってとても重要な要素ではあるまいか。

そういえば先月だったか、「その街のこども、秀吾岡宗のすべらない阪神淡路大震災話」。というエントリーをブログで読み、そこに書かれていた内容を思い出した。

少々長いが、そのまま引用させて頂く。

「今日一番話したかったことなんですけど・・・大人になって、他人を見るときに年収とか見た目とか可愛いかとかそんなことが人の価値基準になったりしがちじゃないすか。それ全然関係ないからな!ってのがわかったんですよ、震災で。そんなん一発で崩れるしそうなったらみんな一緒に力合わせるしかないんですよ。震災の特番とか1月17日近辺になるとたくさんやるじゃないですか。そら悲惨な状況や死体も僕もたくさん見ました。でもテレビやメディアはね、そこ全部感動の話にもってくじゃないですか。でも現場で僕らが感じていたことっていうのは、笑い声があちこちでめちゃくちゃ起こるし、なんやそれ!みたいな爆笑エピソードが山ほど起きるんですよマジで。みんなゲラゲラ笑ってるんすよ、身内が死んだ人でも誰でも。そのこといわんかったらね、Xデーだなんだって東京に大地震来たら大変みたいなね、怖いだけやんと!どうしよう、なんとか自分や家族だけは生きたいみたいなことじゃなくてね、ドンマイ!と。悲惨なことになるよそれは。でもそれはしゃあないやん、天災なんだから誰も悪くねえし。それよりその悲惨を乗り越えるには笑うこと、笑える力ってメッチャ大事やぞ!と。それまで嫌ってた人とかまったく知らん人と笑いを共有するってすごいパワーになるんですよ。最後に勝つのは笑いとユーモアやぞ!ってね、そういうことをね、あの震災に関しては誰かそろそろちゃんと言わなあかんぞと思うんですよ」



ということで、この「We Are The World 25 For Haiti」を観て、「笑い」というものを深く追求したくなった私である。