「川のほとりに立つ者は」 寺地はるな | なごやふるらいふ

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さすらいのサラリーマン同士の旦那はんとふたり暮らし。
引っ越しが多いので、その土地での食べ歩きや、住居のインテリア考えるのが好きです。
2022年11月から、東京と高松での二重生活を始めました。

本屋大賞つながりで選んだ本。

初めましての作家さんです。


この物語の率直な感想として、印象で物事を判断してはいけないな、ということ。


なんで出来ないんだろう。とか。


日々生きてれば、ちょっと社会性に欠けるなと思う人はいる。

ただ、その社会とは、自分のいる世界の話。

相手は、自分が経験してことがない世界の中で、生きてるのかもしれない。


その世界に、優劣をつける基準なんてないだろう。

どんな世界か自分がいたいのか、というのはあるかもしれないけど。


違う世界を見たときに、感じたり学んだことがあるならば、それでよしとすればいい。


ストレス発散するのについ悪口とか言っちゃう時あるけど、相手を裁くほど自分は偉くないよな、と反省しました。


話の本流ではないけれど、コロナ禍で人と会いにくくなった時のシーンがでてくる。

会えない頼れない日々。

あの時の辛さ思い出して、今を大切にしよう。