「スピノザの診察室」 夏川草介 | なごやふるらいふ

なごやふるらいふ

さすらいのサラリーマン同士の旦那はんとふたり暮らし。
引っ越しが多いので、その土地での食べ歩きや、住居のインテリア考えるのが好きです。
2022年11月から、東京と高松での二重生活を始めました。

こちらも本屋大賞つながり。

今年のノミネート作品でした。


舞台は、京都。主人公は、敏腕の内視鏡医師。

わけあって、大学病院から街の病院に移った。

とはいえ、戦場のような大学病院より、病院内での日常や、ドラマ的で面白い。


心にに残ったシーンは、看取りの話。


彼の腕を持ってすれば救われる病もあるでしょう。

不確定で、希望すらもてないこともある時代の中、

どのように人生を全うするかの選択肢を、個々人がもっていることって、幸せな最期になるのだと思う。

それをサポートする医師は尊く美しかった。


そうそう。話の中に出てくる、数々の京都銘菓。

食べたいよねー。お腹減るよねー。

これは次行く時に手に入れたい!