こんにちゆいな！！旗揚げ戦までいよいよ1ヶ月を切りました！！
より一層、告知に力を入れねば！！🔥🔥毎日皆様からのチケット予約もお待ちしておりますよ！！👏
前回のブログで、努力の甲斐もあって自身のデビュー戦をかけたエキシビションマッチが決定した結奈。
入門してから約半年。
先が見えず、長い道のりだと思っていたデビュー戦がいよいよ近づいて見えてきた。
エキシの対戦相手は、ずっと練習を見てくれていた師匠・朱里さんでした。
その日を迎えるまで、何度も朱里さんとスパーリングをやりました。
練習では多少手加減をしているだろうけど、本番はそうはいかない。
そう思うと緊張よりも自分がどうにかなってしまいそうな恐怖を強く感じましたが、それに打ち勝たなければ、デビューしてからこの先続くわけがない。
とにかく、これはレスラーになる為の大事な試練。
エキシは5分間。
さぁ、いよいよエキビジョンマッチが始まる。
名前が呼ばれ、朱里さんとリングの上で対面する。
リングの上に立った朱里さんはいつもと全然違って、朱里さんがまったくの別人みたいに見えました。なんだか一回り大きく見えた気がします。
緊張と恐怖で体が竦んで動かなくなりそうでしたが、ここで動かなければやられてしまう。ただボコボコにやられて5分間を終わる訳にはいかない！
そう思い、とにかく動き回って、攻めて攻めて攻め続けました。
最初はグラウンドでグラップリングのような動きをして攻めにいきましたが、とにかく朱里さんは強い。まったく攻めさせてはもらえませんでした。
そのあとは固め技をかけられたり、蹴られたり…
途中、逆エビ固めで堕ちそうになって、そのあとくらいから記憶がほとんどなくて、気がついたらエキシはいつの間にか終わっていました。
今、その当時を振り返ると、そんなに難しいこともしていないし、疲れるような事はしていなかったと思いますが、その時は極度の緊張で息がかなり上がってしまってパニック状態になっていました。なので、試合中、何をしたかはほとんど記憶に残っていません。
覚えているのは、ドロップキックをしたのと、とにかく一方的にボコボコにされた事くらい。
エキシが終わった後、自力で立てず、朱里さんに助けてもらって立たせてもらいましたが、その時の私は世界が白黒に見えて、頭の中はほわっとしている状態。
長い人生の中でのたったの5分間。
その中で見てみたら5分間なんて、ほんの一瞬の出来事かもしれない。
けれど、今まで生きてきて、こんなに長くてとても濃く感じた5分間は他の記憶を探してみても、無い。
とにかくその5分は、未だかつてないくらい辛い5分間でした。
そしてついに…！！
奮闘の甲斐もあり、1ヶ月後の後楽園ホール大会でデビューさせていただくことを認めてもらうことができました！！！😭😭😭
この時は身体のあちこちの痛みが吹っ飛ぶくらいに本当に嬉しかった！！！
今までの努力が報われたと思ったら、泣きそうになりました！！
これからは、デビューに向けてもっと練習しなければ。体づくりももっともっと頑張ろう。
デビュー戦が決まって、意気揚々と家に帰った私は、家に入ったとたん、一気に緊張の糸が切れて、その場に座り込んでしまいました。
身体にずっと力が入っている状態だったので、家に帰ったらなんだか安心してしまって、疲れがどっと出たのでしょう。
極度の疲労を感じた私は、そのまま布団に倒れこむようにして寝てしまいました。
その次の日。休みという事もあり、一日中寝て身体を休めていました。身体中の筋肉があちこち痛い。動くのがつらくて、とてもじゃないけれども布団から出られませんでした。
特に右脇腹がズキンズキンして、触るだけでもとても痛い。多分、筋肉を少し怪我をしたのかもしれない。
その後、気にせず日常生活を送ったり練習もしましたが、右脇腹がズキンズキン痛むのは変わりませんでした。ですが、筋肉の怪我だろうからその内治るだろうと気にせず病院にも行きませんでした。
エキシから1週間経った時。右脇腹の痛みがまだ消えず動くのに不便を感じたので、病院に行く事に。
そして、検査の結果。
肋骨が、折れてました。
え！骨折？！🤯🤯🤯🤯😳😳😳😳🤯🤯🤯🤯
先生からは、治るまでは絶安静にしてください。全治1ヶ月は最低でも見ておきましょう。と言われました。
ちょっと待って！！！！
1ヶ月後には大事な後楽園ホールでのデビュー戦が待ってるのに！！！やっと、やっと必死の思いで掴んだデビュー戦なのに！！！
肋骨は折れたら、よほど酷くない限りは手術はせず、コルセットを巻いて固定して、安静にするしか治療法はありません。
重いものをもったり受け身を取るなんてもってのほかです。
また、先が真っ暗になった。
デビュー戦が決まった矢先、怪我をした私。
1ヶ月後…一体私はどうなる？！？！
次に続く！！！