なかなかブログを更新できず・・・でも忘れないうちに書きたいので。
全くカフェに関係ありません!
でも読んでくださったらすごくうれしいです。
GW、夜行バスで東京から東北へ。
1泊1夜行のボランティアバスツアーへ申し込みました。
しかしその日は東北で大豪雨・・・とてもじゃありませんがボランティアはできませんでした・・・
でも活動地の陸前高田へ。
川が氾濫しかかってました。
奇跡の一本松ももう枯れかけていて。
希望を失っている住民もいるそうです・・・
がれきの山。
このがれきも、もとは誰かの大切な物が集まってできてます。
悲しいですよね・・・
少しでも安らぎをと植えたのでしょうチューリップがきれいに咲いてました。
夕方宿泊地の気仙沼に行く予定だったのですが、道路が川の氾濫によって封鎖されてしまい、ぐるっと大回りしていくことに。
昼前に陸前高田を出たけど、すごい時間かかりました・・・
でも港が・・・木くずだらけ。
気仙沼では自由行動。
街をぶらぶらしました。
見ていて、「災害はまだ何も終わっていない」と感じました。
プレハブの商店街もできて、復興にむけて頑張っている人たちがいる。
でも、仮設住居に閉じこもってる人たちも沢山いる。
カモメが本当にあちこちにいました。
タンポポはどこにでも咲いていました。
雑草って本当に強い。
この日はこの後ホテルに戻り、同部屋の人たちとお話しして早めに就寝。
夜行バスの疲れがきてました。
次の日はいい天気!
でもボランティア活動は水嵩が増しててできないそうです・・・
せっかくGWで沢山の人たちが来ているのに。
来た人も、街の人々も、どちらも悔しいですね・・・
バスに地元のガイドさんが乗ってくださって、市内を回ることに。
本当に、私たちがTVでみる復興の様子は、切り取られた一部分。
マスコミがあまり写さない現実。
言葉を失う光景が広がっています。
ガイドさんは、複雑な気持ちと言ってました。
沢山の人が訪れてくれたら地域は活性化する、でも船を見ると当時のことを思い出して悲しくなる。と
それでも、美しい光景も沢山ありました。
ちょうど桜も咲いていて。
ずっと変わらない姿。
海に出る人もいて。
今回仕事を変わってもらって、東北に行けて本当によかったと思います。
マスコミが報道していることは、ひとつの角度から切り取ったものだと常日頃感じてはいるのですが、本当にそれを実感しました。
日本人は喉元すぎれば熱さを忘れるというように、今回の災害ももう過ぎ去った過去のことと思っている人がたくさんいるのではないでしょうか?
正直私も、「もう1年たってるしボランティアすることあるのかな?最後の仕上げみたいな活動でもできたらいいなー」と思っていました。
でも、まだ全く何も終わってはいなかった。
それを現地に行って自分の目で見てはじめて気づくことができました。
今回活動できなかったので、またそのうちリベンジしたい!
しかし夜行バスは本当に疲れるので、次回は新幹線で・・・
何十年先も、ここで、見守っていてください。
持続的な支援を、今後も行っていければいいなと思います。
何をすることがよいのか、ずっと考えていきたい。
その想いを忘れずにいたいです。