気付けば気付くほど、人生は豊かになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学受験を終えてから10年になるのですが、いまだに私は大学受験予備校が忘れられない困った性癖を抱えています。

大学受験予備校というと、いまでは東進ハイスクールの林修先生が有名ですね。

予備校講師も、いまでは認知度の高い職業になりました。

 

 

 

 

 

 

私は駿台予備学校で浪人していたので、東進に詳しくはありませんが、駿台での思い出はたくさんあります。

 

 

 

 

 

 

予備校には人気講師がいました。

予備校講師は人気商売なのです。

講師で受講する講座を選択する生徒がかなり多いのです。

 

 

 

 

 

 

大学受験予備校なので、トップ講師はみんな東大卒ばかり、と思われるかもしれませんが、実はそうでもなかったりするのです。

もちろん東大卒のトップ講師もいますが、全員が東大卒かというと、そうではないのです。

具体例を挙げてしまうと、東大・京大、早慶上智のほかにも、成蹊大学、東京学芸大学、東京理科大学、さらには出身大学非公開の講師もいました。

 

 

 

 

 

 

基本的に予備校講師であるにもかかわらず、出身大学を非公開とするのは、ありえないです。

にもかかわらず、非公開にしている講師でも、トップ講師はいるのです。

つまり、ほとんど学歴は関係ないということになります。

 

 

 

 

 

 

受験生の立場からすると、東大卒講師の授業を受けたくなるのが普通でしょう。

東京大学に入学した、という分かりやすい実績があるからです。

しかし、蓋を開けてみると、どこの大学を卒業したかは、授業の人気にあまり関係がなかったりするのです。

駿台は東大卒が比較的多い伝統を持っていますが、代々木ゼミナールに至っては、ほとんど学歴は関係ありませんでした。

無名大学出身者でも、トップ講師になれるチャンスがあるのです。

 

 

 

 

 

 

分かりやすい授業をするには、頭が良すぎるのは、かえって不利になることがあるのです。

一を聞いて、百を理解する高性能の頭脳を持っていると、普通の人が疑問に思う箇所をスルーしてしまうのです。

けれども、十を聞いて、やっと一を理解するタイプの、その他大勢の場合、教科書を読んでいると、いちいちつまずいてしまうのです。

実は、これが宝になるのです。

 

 

 

 

 

 

自分でつまずいたからこそ、学生のつまずくポイントが手に取るように分かるのです。

頭が良すぎると、かえって学生のつまずく理由が理解できなくなります。

だから、人気講師になれる条件に学歴は関係ないのです。

 

 

 

 

 

 

むしろ、頭が悪いほうがいいのです。

頭が悪いからこそ、人の悩み、つまずくポイントに気付けるのです。

頭の悪さは、気付きを得るための必須条件です。

気付きが多ければ多いほど、人の痛みが分かるというものです。

そう自分に言い聞かせて、自分の頭の悪さを正当化しながら、今夜も眠りにつこうと思います。