こんばんは。
さびしいとき。
かなしいとき。
つらいとき。
どうしても、心の余裕がなくなってしまって、とげとげしくなってしまいます。
拗ねてしまうんだね。
なんでわかってくれないの。
なんで待ってくれないの。
なんで許してくれないの。
そうやって、いつも周囲の人を攻撃してしまう。
つい、とげとげしくなってしまうんだ。
もっと穏やかになりたい。
もっと丸くなりたい。
もっと温かくなりたい。
それなのに、つい、とげとげしくなってしまうんだ。
ですが、棘というのは本来、魅力なのです。
月並みな表現ではあるけれど
バラには棘がある。
棘があるから美しい。
尖れ。
もっと尖れ。
もっともっと尖れ。
中途半端に尖っているから、苦しくなってしまうんだ。
尖ると、もっともっと棘だらけになってしまわない?
そう思うことでしょう。
でも、大丈夫。
もう秋が深まっています。
少し散歩道を歩いてみれば、栗が落ちていることでしょう。
栗は尖っていますよね。
棘だらけです。
でも、不思議なことに棘だらけであることに気付くのは、近づいてからなのです。
遠くから見ると、実は丸い。
棘がありすぎると、丸く見えるのです。
ウニもそうでしょう。
棘だらけなのに、丸くみえる。
矛盾を抱えているのですね。
栗もウニも矛盾を抱えながら生きている。
そして、とてもおいしい。
一見、丸く見えるものは、実は棘だらけだったのです。
棘だらけになろう。
あなたの棘で誰かを傷つけてしまうのは、まだ十分に棘が育っていないから。
棘が一本や二本だと、誰かを傷つけてしまいます。
でも、全身が棘だらけだったら、もう誰も傷つけない。
もう誰も傷つけない。
大切な人を守るために棘だらけになろう。
もうゴムボールのような、つるつるで柔らかいだけの人生はごめんだ。
棘だらけの人生はセクシーだ。
■おすすめの一曲
Song : Misery's Crown
Singer : Dark Tranquillity
Album : Fiction (8th, 2007)
■コメント
私がメタルに惹かれるのは、棘があるから。棘があるのに、どこか優しい、美しい。
