皆様こんにちは。
またまたブログに登場しましたスタッフNです
先日は漢詩のついたおみくじに関していろいろ記事を書かせていただきました。
お読みいただいた方、ありがとうございます。💕
まだブログを読んでいない方！お時間のあるときに目を通していただけますと、私が喜びます(笑)
しかーし！
あの記事、ちょーーっっとおかしいな？？？と感じた方もいるかと思います。
なぜなら。
毎年初詣でおみくじは別のものを引くのに、漢字1文字が3年分を表しているっておかしくない？？？？
確かにその通りです。3年連続で同じおみくじを引くなんて人はそうそういませんよね。
以前の記事では、「そのおみくじを引いた時点でのこれからの長期的運勢」を見る方法を解説させて頂きました。
それでは今回の記事では、「おみくじをひいたその1年の運勢」を見る方法をお伝えします！✨
(今回のおみくじ解読方法も、一種のおまじない、雑誌の片隅に載ってる開運法のようなものとお考え下さい。)
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おみくじに使われている漢詩は、五言絶句であると前回お伝えしました。
つまり、絶句=4句ということになりますので、漢詩を4つにわけて考えます。
ここで、日本において明確に4つに分かれている代表的なものを当てはめてみましょう。
何かというと・・・
四季です！！
最近、体感としては春と秋がなんとなーく少ないような気もしますが、暦でキッパリ分けていきましょう！
ちなみに使用するのは旧暦ですので、1～3月を春、4～6月を夏、7～9月を秋、10～12月を冬とします。
今回使用するおみくじはコチラ↓↓↓
79番 吉
残月未還光 樽前非語傷 戸中人有厄 祈福保青陽
(残月未だ光を還さず 樽前にして語傷に非ず 戸中の人厄有り 福を祈りて青陽を保つ)※書き下しの一例です※
さてこのおみくじを1月の初詣でひいたとしましょう。
引いた現在、1月から3月までは第1句の状態です。
残月とは有明の月のことで、明け方まで残っている月を意味します。つまり
「明け方まで残っている月が、まだ明るい」＝「好調な様子」と解釈できます。
ただその後の2.3句が少し気になります。
2句「樽前非語傷」は、酒の席で口論したのではない(のに)
3句「戸中人有厄」は、家の中に災いが起きる
と続きます。
(ココの訳は、もしおみくじに絵がついていたら意味が変わってきます。)
なんだか不穏な空気になってきましたね
最後の句を見てみましょう。最後の冬の句で「祈福保青陽」とあります。
この青陽とは春の異名で、(青春という言葉に青が使われるように、五行説では春に青を当てます)つまり福を祈れば青陽が保たれる＝幸福を神仏に祈れば春の状態(有明の月が光っている状態)が保たれる
と書かれているのです。(もしくは、季節としての春＝陽気で朗らかな状態を保つことが出来ると解釈します)
こう考えてみると、このおみくじ果たして本当に吉と言えるのか？と少し疑問に思えてきますね
災難が起きると書いてある吉なんてちょっとビックリですね。ただ、その対処法もおみくじには載っている場合も多いんです。
全体的に解釈すると、
このおみくじをひいた1月から3月にかけては好調だが、なにも悪い事はしていないのに(酒の席での口論をしたわけではないのに)家に災難が降りかかることになる。きちんと神仏に祈っていれば春の状態が保たれる。
となります。(読み方の一例です✨)
このように句の意味から解釈すれば、
私の人生は漢字一文字なんかじゃ表せないわっ！！
なんて方も、
毎年違うおみくじなんだし最初の１枚で何十年先も決められたくない！！！
なんて方にも合うのではないでしょうか・・・
今年のおみくじ、大吉だからって財布にしまったままの方！
書かれている漢詩、もしくは和歌をもう一度読み直してみて下さい。
なにか新しいアドバイスが得られるかもしれません
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