現在公開中のアニメ映画
「アイの歌声を聴かせて」
をようやく見ることができました。10月29日が封切り(今はそう言わないでしょうか)の日でしたので約1ヶ月を経て見に行くことができました。
えっ?これだけの座席があってたった2名の予約しかなかった?これは紛れもない事実です。まあ、時間が時間ですけどね。
(黒の座席は劇場側が用意した非常用スペースと思われます 当日はどなたも座っていらっしゃいませんでした)
おまけにポイント鑑賞0円 せこい!!
っていうか、ポイント鑑賞でも劇場側が製作者に収益は払うからいいでしょ!!興収にも含まれるでしょ!!(笑
開始時間も会社が終わってすぐの時間に始まるというスケジュールなので、観覧するにも時間的余裕がないのは歪めないですね。
ここから感想なのですが、
この作品はとっても楽しい!! 見終わって幸せになる!!(幸せになれない人が一人だけいるのは事実ですが、誰なのかは劇場で確認してください。物語の終わりの方でわかります。) 誰もお話の中で死んだり怪我をしたりする人がいない。(一人だけちょっとした怪我をする人はいますけど)
文字にピンク色を使っていますが、こういう色で感想を書いても全然おかしくないっ!って感じです。
ここからは少し内容を書いてしまいますが、恐ろしいネタバレではないのでご安心ください。
この物語に出てくる芦森詩音(シオン)ちゃんは事あるごとに天野悟美(サトミ)に対して「サトミ、いま幸せ??」って聞きます。なんでそんなことを聞くのかは物語の中枢なので劇場でご覧ください。でも、シオンちゃんは「幸せ」って意味をよくわからないようなのです。意味もわかってないのに毎回聞くのは、よっぽど気になっていたことなのでしょうね。まあ、シオンちゃんにはめっちゃくちゃ秘密があるのですけど当然それはネタバレになるので書きません。とはいえ、大体察しは付いてると思います。
大まかなあらすじは「学園ミュージカル+人間が持つ妬みのいやらしさ+会社組織の窮屈さ」を感じた作品でした。これは私が感じたことですので他の方が見て感じたものとは全く違うと思います。
でも、人間の持つ妬み、僻みはほんといやらしいですね。自分より優れたものがいるとそいつを蹴落としたくなる、そいつをいじめたくなる、そいつの邪魔をしてやりたくなるなどなど。この作品の中でもそういうところがしっかり書かれています。
会社組織っていうのも型にはまっていたり「出る杭は打たれる」みたいな場面もあるので今の社会をそのまま書いてある場面もあります。
特徴的なのは物語の中でシオンちゃんは何度も歌を歌います。それがとてもきれいな声で歌っていて見ている者の心が澄んでいくような感覚を受けました。
まだ1回しか見ていないので細かいところを思い出すのに苦労しています。だからもう1回・・・・
あと何回と言わずに見られるだけ見てみたい!!
っていう作品です。来週で1ヶ月を迎えます。上映劇場も減ってきていますし一日で上映する回数も1回のところが多くなっています。
と、ここでちょっとだけ希望的な推測なのですけど、この作品は「イオンエンターテイメン」っていう部署が制作協力してるんです。イオンといえば「イオンシネマ」がありますので、そこではひょっとするとしばらくは公開し続けてくれないかなー、と要望を送ってみます。(別に何をするということではありませんけど)
できれば土曜、日曜、祝日は数回の上映時間を取ってもらって長期ロングラン上映が実現してくれると嬉しいです。
まだ見たこと無いよ、っていうあなた!
そう、このブログを読んでいる「お暇な方じゃないですか?」
かなりつまんないブログなのですが、読んでくれてくださってありがとうございます。その方に「暇な方」って言うのは失礼ですが・・・・・
お近くの劇場で
「アイの歌声を聴かせて」
が公開されていたら時間の都合をつけていただいてぜひ
「シオンちゃんやサトミちゃんたちに逢いに行ってあげてください」
最初から最後まで見ていただいて、見終わったときに「幸せな感情」を感じることができたなら、またもう一回・・・またもう一回・・・シオンちゃんに逢いたくなると思います。
では、劇場でお待ちしておりますm ( _ _ ) m
ω