オレイズム | 情熱は「運」をも引き寄せる

情熱は「運」をも引き寄せる

名古屋の経営コンサルタント「MPC」代表原田の言いたい放題

こんばんは。





昼間はほとんど会社にいない社長、原田です。





社員の仲間たち、任せたぞ!(と、ブログでお願いしちゃう社長です)








早いものでユニフォームを脱いでから5年が経つ。





いろんなチームに所属してきたが





幸いほとんどのチームで優勝のタイトルを奪取できた。





その瞬間の感動は今思い出しても気持ちのいいものだ。





では、今では何が変わったのだろう?





確かに当時は多くの補強があった。





それから各自の努力もあった。





様々な要因はあるだろうが、最終的にはチーム(組織)として充実していたことではないかと思う。





つまり「確固たるチームワーク」が確立されたことだと思う。



 当時のチーム快進撃の要因を





「チームワーク」(今風に言えば「チーム愛」となるのかな?)であると謳った所以は、





私自身の意識の変化からもみられる。





投手として「三振を奪う楽しさ」より「打たせて守る楽しさ」を教えてくれたのが





当時の仲間たちだったのだ。





とかく投手の一人舞台(やみくもに三振を狙う)になりがちなマウンドであるが、





当時の仲間たちは明らかに違った。





バックやベンチから絶え間ない励ましやアドバイスがかかる。





そして各自がキッチリ仕事をこなす。





みんなが自然と声を出すのだ。





それは結果として安心感をうみだす。





だから「投手が打たせること」に専念できるのだ。





こんなチーム、そうはないだろう。





そんなチームのスタイルに感化され、





私も心の底から「打たせよう!」という声をチームに向かって発することができた。





みんなもチームワークを意識する場面が多くあったと思うが、





私としてはまさにこの「打たせて捕るぞ!」と心の底から言っている瞬間に





チームワークを感じるのである。



チームには飛びぬけた才能の持ち主はいない。





しかし組織として機能した時に強さをみせる。





まさにこれに尽きると思う。





そしてこのチームワークがチーム全体の精神的な成長も促したに違いない。





それが証拠にミスをしても下を向かなくなった。





ピンチにも今までのようにバタバタしなくなった。





アマチュアスポーツにおいて最も重要とされるメンタルな部分の大きな成長である。





チームとして大きく前進していたと思う。

 

 あれから5年、再び僕は会社というチームのマウンドに立っている





しかしその目標は何か当時のソレとはまったく種の違うもののように感じる。





データに現れないもの・・・。「俺に任せろ」そんな気持ちの強かった5年間。





仲間を信じ、「打たせて捕る」全員で得るタイトルフラッグをもう一度。






でも特別なことを意識することなんかない。




我々はあくまでもチャレンジャーである。




僕らは仲間の結束力を見せつけてやろう。




結果は自ずとついてくるはず。




それこそが僕の経営の真髄であり、掲げた目標そのもの以上に大きなモノではないか。