先日は会社をアレして、前泊を含め10日間をかけて「永年の夢を叶える旅」に出掛けてきました。できればすぐに本編をお伝えしたいところですが、何せ約2年半前の欧州旅行記がまだ完結しておりませんので、取り急ぎダイジェストだけでもお伝えしたいと思います。(笑)
0日目
今回は久しぶりに自家用車でセントレアへ。
今宵はセントレア内の我らのホテルで前泊します。(このホテルの宿泊者は駐車料金が240時間無料で利用できます。)
隣には今秋開業予定のフォーポイントバイシェラトンが姿をあらわしていました。
部屋からの景色は空港&名鉄ビュー。
空&テツには大満足のロケーションでした。(笑)
1日目
早朝のANA便で羽田空港へ。
降機するとPBBの下にはレクサスLXがお出迎え。(国際線ターミナル到着後に撮影)
本来ならば余裕で前日に羽田入りすることも可能だったのですが、このレクサスコネクションを利用してみたくて、敢えて当日乗継を選択したのでした。(笑)
私にとって、これが羽田国際線スイートラウンジ初潜入となりました♪
今回は青い翼でロンドンへ
シートはこちら
機内では航空系ブロガー様の間で話題の「Haneda」を鑑賞
KRUGは期間限定のヴィンテージ2004
千疋屋のうんしゅう蜜柑ジュースとは約3年ぶりに逢うことができました♪
其々そのまま飲んだり、贅沢ミモザにしたりして堪能させていただきました。(笑)
メインはもちろん肉一択!(笑)
とろけるような舌触りで最高でした♪
ヒースロー空港到着後は、ヒースロー・エクスプレス&ロンドンタクシーで宿に向かいました。
2日目
この日は日帰りで「テツ三昧の旅」に出掛けました。(笑)
キングスクロス駅でハリーポッターの9と3/4番線ホームを見学した後は…
飛行機ではなく鉄道版Virginに乗車して一路ヨークへ
目的地は英国国立鉄道博物館
この博物館は、さいたまの鉄道博物館とも姉妹提携しています。
広大な敷地内には、所狭しと貴重な鉄道車両が展示されています。(ちなみに入館無料です)
なかでも目玉は0系新幹線車両。
車内に入って座席にも座ることもできます。
屋外にはSLが動態展示されていて、実際に乗車することもできました。(有料)
復路もVirginTrainsに乗車してロンドン・キングスクロス駅に戻り、
ベタですが、ロンドンらしくフィッシュ&チップスをいただいて2日目の夜が更けていきました。
3日目
この日は待ちに待った「永年の夢を叶える日」を迎えました。
これから子供のころからずっと憧れだった夢の「オリエント・エクスプレス」に乗車するのです!
はじまりはロンドン・ヴィクトリア駅
まずは専用レセプションでチェックイン
英国内は「ブリティッシュ・プルマン」車両で移動します。
私の座席はこんな「おひとり様席」でした(笑)
11:00少し前、ロンドン・ヴィクトリア駅を静かに滑り出していきました。
車内ではブランチをいただきながら、この優雅な雰囲気を堪能します。
こちらでも激鮭部活動は忘れずに!(笑)
英国側の終点フォークストン西駅で乗客全員が降車すると、陽気な生演奏でお出迎え
こんなギャレー付きのバスに乗り換えて、泡をいただきながら向かった先は…
バス車両ごとこんな貨物列車(ル・シャトル)に積載されて、そのまま英仏海峡トンネルを通過しました。
フランス側カレー・ヴィル駅で待ち受けていたのは、紺碧に輝くワゴン・リ車両。
まずはトレインマネジャーとスチュワードがお出迎え
トレインクルーも整列して歓迎しています。
ずっと憧れだったこの向獅子の紋章を目の当たりにして、興奮が冷め止まりません!
指定された車両からチェックインしていざ乗車!
格調高い通路を通り、アサインされた扉を開けると…
憧れの個室(ダブルキャビン)とご対面♪
余談ですが、昨年度よりオリエントエクスプレスのワゴン・リ車両にはエアコン(冷房)が装着されました!
(出発前に送付されてきたパンフレットより抜粋)約100年前に製造されたクラシック車両ですので、それまで空調(冷房)設備は完備されておりませんでした。ドレスコードが必須の車両ですので、正直いって夏場はかなりキツイと思われますので、これでかなり快適に過ごせそうですね♪極度の汗かきの私にとって、これはかなりのビッグニュースでした!(笑)
こちらはラウンジカー
バーカウンターやピアノも完備されていて、生演奏を聴きながら優雅なひとときを過ごすことができます。
ブティックではオリジナルグッズが販売されていて、思わず目移りしてしまうバリエーションです。(笑)
そしてオリエント・エクスプレスといえば、やはり豪華な内装でいただく食事でしょう。
大陸側のレストランカーには次の3種類の車両が連結されています。
大陸側のレストランカーには次の3種類の車両が連結されています。
寄木細工が美しい「エトワール・ドゥ・ノール」
黒い漆塗りの装飾が印象的な「ロリオンタル」
ルネ・ラリックが内装を手掛けた「コート・ダジュール」
私は3番目の「コート・ダジュール」を事前にリクエストしておりました。
ラリックのガラス彫刻に囲まれながら、至福のディナータイムが始まりました。
VSOE(ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス)のオリジナルグラスで乾杯♪
前菜はロブスター
メインはステーキ
シャンパングラスの中にはレモンのソルベ
ココナッツアイスとドライパイナップル、プチフールで締めました。
ディナータイムを終えたあとは、自室キャビンでまったりと過ごします。
担当アテンダントさんともすっかり仲良くなって、貴重なグッズをいくつかプレゼントされ、本当に感謝でした♪
そして21:18。ロンドン出発から約9時間半、パリ東駅に到着しました。
乗車中は終始テンションが上がりっぱなしで、ホントあっという間に時間が過ぎ去ってしまい、まさに至福すぎるひとときでした。
本当はこのまま終点ベネチアまで乗車する予定だったのですが、今回は諸事情によりこの駅で下車することとなりました…(涙)
一応「永年の夢」は叶えはしましたが、絶対に再訪しようと心に誓ったのでした。
こうして今回の旅最大のイベントに幕を閉じたのでした。
このオリエント急行の旅については、近いうちに別途改めて特別編記事として紹介できたらと思っております。
【後編につづく】