二〇二〇年一月十一日
ジキル×ハイド 2nd ONEMAN LIVE 夢の始まり
お越しいただきありがとうございました。

 
私にとってきみたちは戦友であり、だからこそ、こうして真正面からぶつかれる事が凄く嬉しい。きみたちと少しずつ新たなステージに挑んでいきたいと思っている。
1stで挑んだX-HALL-ZENは私にとって大切な場所になった。そして今回の2ndで挑んだ伏見ライオンシアターもまた、私にとって大切な場所のひとつに加わった。こうして思い出が増えていく事で、また同じ場所に立った時に2ndの景色を思い出すのだろうな。
 
1stで披露予定だった「表裏一体」
沢山待たせてしまったけれど、こうしてきみたちに魅せる事が出来て本当に良かった。
誰かの前の優しさに溢れたきみも、心の奥の反抗心を持ったきみも、たったひとりのきみだと私は思う。心の中の善と悪で葛藤する姿は、人間味があって好感が持てる。裏も表もきみなのだから、それがきみの心である事を誇りに思ってほしい。
 
今回は、新体制ジキル×ハイドで初めてステージ披露する曲が全体的に多かった。それに加え、前日まで体調不良等でなかなかメンバーが揃わない日が続いたりもした。その現状に正直不安ばかりが募っていた。でも、会場には戦友であるきみたちがいて、周りを見ればメンバーがいて、負ける条件なんて何処にもないな。
1stにもゲストアクトで出演していただいた「ホームズシック」さん始め、この日限定で復活し東京から来てくださった「ジキルとハイド」の藤吉凛さん、杉浦沙奈さん。本当にありがとうございました。
2人の先輩が「ジキルとハイド」から卒業を発表した時、私がファンの方に言った事があった。
「まだまだ実力も経験も足りないけれど、ハイドは私がしっかり受け継いでやる」
口ではそう言ったものの、私に務まるのか不安だった。でもこの2ndを見てくださったお2人から「ジキハイを任せます!」と言葉をいただけた時、やっと私でもしっかり受け継げる気がして、嬉し涙が止まらなかった。
Wアンコールでは、「Rabbit!Rabbit!」で「ジキルとハイド」のお2人と奇跡の共演をさせていただいた。同じステージに立つことが出来ると思っていなかったので、本当に嬉しくて楽しくて、最高以外の言葉が見つからない。
勢い任せにお誘いしてしまったにも関わらず、笑顔で引き受けてくださり本当にありがとうございました。お2人の前で、堂々と胸を張れるくらい私も全力で馬鹿をやりたい。またいつかお会い出来たら幸いです。


2ndワンマンライヴは大成功でした。ありがとう。当たり前ではないきみたちがそこにいてくれたお陰です。
勿論、この日を通して反省点が全くないわけではなかった。けれど、反省点があるというのは、まだまだ成長できる証だと思っているので。
きみたちともっともっと大きなステージで戦いたい。だからこれからも私たちについてきてほしい。
きみたちが大好きです。


二〇二〇年一月十二日。デビューから半年を迎えました。正直、驚いている。もう半年なのか、まだ半年なのか、どちらの気持ちもある。
デビューしてから毎日が本当に目まぐるしく過ぎていった。不安も不満も沢山あったけれど、ステージに立てばそんなもの一切忘れてしまう程に楽しかった。ほんの少しずつではあるけれど、私を好きになってくれる人が増えた。私はその人たちの期待に応えていきたい。
デビュー当時と比べたらどうだろうか。少なからず成長していたならいいな。
私は自分の気持ちを言葉にするのがどうにも苦手というか不器用で、だからこそこんな形でも在り来りな言葉になってしまうのが悔しい。どのくらい伝わっているかはわからないけれど、私はきみたちが大好きで、ジキル×ハイドが大好きです。
煽りもダンスも歌も喋りも、お世辞にも上手とは言えないけれど、もしくはそれ以外の何かだとしても私を評価できる其れを見つけていきたい。一葉ユリ乃という唯一無二の存在を確立できたら嬉しい。きみが気付いた私らしさがあれば教えてください。
「いつか大きいステージに立ってほしい。応援してる」と言われたことが何度となくある。応援してくれてありがとう。そして私からも言わせてほしい。
絶対でかいとこ連れて行くよ。

ジキル×ハイド 白色担当 一葉ユリ乃