先日、当店に新しく3台加わった展示車両の内、今回はベスパGTV250ieをご紹介致します。
1946年、イタリアのピアジオ社が世に送り出したバイク “ベスパ”
スクーターの原点とも言われるベスパの初代モデル “ベスパ98”には
ライトが今のスクーターとは違いフロントフェンダーに配置されていました。
※ちなみに“98”は排気量が98ccだったからだそうです。
そういえばローマの休日でオードリー・ヘップバーンが乗っていたのも
フェンダーライトでしたね。(あちらは1951年式のベスパ125です。)
そんな歴史あるフェンダーライトですが現行のベスパで採用しているのは
唯一このGTVシリーズだけなんです。
そしてこのGTVはフェンダーライトのみならず、1946年オリジナルカラーの
“ポルトフィーノグリーン”やバーハンドルなど当時のものを踏襲したモデルになっています。
フェンダーライトに並ぶもう一つの特徴はシート!
シートも当時のセパレートサドルを踏襲した形になっており、
素材は本革を使用しています!
シートのみでお値段14万ぐらいします。
走りにおいてもこれまで街乗りメインだったベスパに運動性を追求したモデル“GTS”を
ベースに設計されているため、水冷インジェクションエンジンや前後220mmディスクブレーキ、
12インチのアルミダイキャストホイールなどを装備し安定した力強い走りを実現しています。
ベスパの伝統的なデザインと最新の走りを融合したまさに本格派!
店頭にて展示中です。