【重要】お昼の営業時間変更のお知らせ
2026年4月1日より、当事務所は下記のとおり電話を含めた窓口の営業時間を変更させて頂くことになりました。11時50分~12時50分の間は外部からのお電話が繋がりません。
ご不便をお掛けいたしますが、何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
【変更後の窓口営業時間(電話応対を含みます)】
平日 9時30分~11時50分
12時50分~17時30分
【弁護士北村栄の連載vol.8】原発の安全性に大きな疑問!
原発の安全性に大きな疑問!
-中部電力の浜岡原発「地震動」データねつ造事件-
この「基準地震動」というのは原発の耐震設計の全ての出発点となるもので、最も重要なデータになります。
そして、交通・物流の要である東海道新幹線、東名高速道路、新東名高速道路、国道1号線なども通っており首都圏と結ぶ要所にあります。また、西風が吹くことから首都圏への影響が大きく、首都圏3000万人の生命・身体・財産への影響は計り知れません。それ故、東日本大震災の時に当時の菅首相が運転を止めて今まで動かさなかったのです。
そして、発覚後の1月5日の会見でも「原子力部門の数名が関与している」との説明にとどまり、自社の調査では経緯や意図などは「まだ明らかになっていない」として、第三者委員会に調査を委ねるとしました。しかし、その第三者委員会も、その委員は規制委の勤務の経験者や原発訴訟で国の代理人として活動していた人です。
このように、中電の社内では組織の自浄作用は全く機能していません。
おっしゃるように、規制委の審査でデータがねつ造されたものだと見抜けなかったことが、より大きな問題だと言えます。すなわち、不正が2018年頃から行われていたのですが、2025年2月に公益通報が寄せられるまで不正を見抜けなかった規制委の審査の課題も浮き彫りになりました。
規制委の山中委員長は記者会見で「中電固有の問題」と述べ、また他の原発も規制委自ら調査すべきではと言われても、まずは電力会社の自主的な確認に委ねると発言をしています。
このように、規制委は電力会社から出されたデータをきちんと審査して結論を出したのではないのです。
多くの国民は規制委が合格させたのならその原発は安全だと理解しているようですが、そうではないのです。今回の事件でそのこともはっきり分かったと思います。
安全とは言えない原発の再稼働を容認してはなりません。
事務所ニュース 2026年1月号
【2026年1月号】
(*)ニュースの内容を見るには、上記画像をクリックしてください。
| [ 目 次 ] | ||||
|---|---|---|---|---|
| 『 新年のごあいさつ 』 | ||||
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『「いのちのとりで裁判」最高裁が生活保護基準引下げの違法性を認める ~国は、至急の謝罪と全面被害回復を!!』 |
弁護士 久野 由詠 |
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| 『HPVワクチン薬害訴訟をご存じでしょうか』 | 弁護士 小嶋 啓司 | |||
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『戦後80年を迎えて』 「すぐそこにあった戦争」「世代を超え、戦争に向き合う」 『弁護士業務の承継について』 |
弁護士 稲垣 宏子 事務局 小林 和人 弁護士 佐久間 信司 |
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『所内で毎月ランチタイム勉強会を開催! ~人権問題を学び、積極的に取り組むために~』 |
弁護士 北村 栄 |
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| 『不思議な「国」、日本』 | 弁護士 加藤 洪太郎 | |||
| 『弁護士奮闘記』 | 弁護士 村松 健太郎 | |||
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『ひとりごと53 これからは自給自足の時代 ~我が家の家騒動の教訓~』 |
弁護士 野田 葉子 |
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『NPO法人あいちあんきネット主催 『本を執筆しました』 「日本社会をリビルドする」「働くあなたへ、伝えておきたいこと」 『表紙の写真より』 |
弁護士 川口 創 弁護士 中山 弦 事務局 安田 和仁 |
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【弁護士北村栄の連載vol.7】議員定数削減、本当にいいの?
議員定数削減、本当にいいの?
-民意の反映に大きく反する「民意を切る改革」にNOを!-
そして、実際にも、それ以外の削減する合理的な理由は挙げられていないのです。
選挙は、民意を国会議員の議席に反映させることを通じて民主主義を実現する制度ですが、選挙制度のこのような本質からすれば、できる限り民意を反映させる制度とすべきです。しかし、定数を減らしてしまうと、国会において民意の反映が後退するうえ、今回は比例代表選挙の議席が削減の対象として狙われていて、より影響が大きいのです。
実際に、2024年10月に行われた衆議院議員選挙では、全国の死票の数は2800万票(小選挙区得票の52%)を超えていたと報じられており、選挙制度を改定し、より民意の反映をさせやすい選挙制度とすることが急務となっています。
このような状況下で、より民意を反映させやすい比例代表選挙の議員定数を減らすことは、民意を反映させる制度とするべきという選挙の本質的要請に反するものであり、到底認められないのです。民意が反映されにくい選挙制度は、政治に対する国民の不信や無関心を助長させるものですので、是正されなければならないのです。
国会議員は憲法第43条で「全国民を代表する」と定められており、全国民の代表として行政を監視する役割も担っています。また、議院内閣制の下、与党の国会議員のうち一部は内閣に所属しない与党議員も行政の活動を支援する立場にあり、実質的には野党の国会議員が行政監視機能を担うことになっています。
第一次高市内閣では、大臣、副大臣、政務官、総理大臣補佐官の合計は80名以上ですが、議員の議席を減らすとなれば、内閣に所属する議員の割合が増えるとともに、相対的に野党議員の議席数が減り、国会の行政監視機能が弱まることが懸念されます。
一般の国民の思いは、特に自民党議員の裏金疑惑や汚職など、国会議員がその地位を利用して私腹を肥やし、国民の為に活動していないことに端を発した、国会議員が国民の収入に比して高い国会議員歳費等を受領していることに対する政治家不信の現れであると思います。
しかし、定数を削減したとしても、国会議員が身を切ったことにはならないし、これによって国会議員の裏金問題や汚職がなくなることもないのです。
一般に少数政党は国民の少数者の民意を代弁し、与党の裏金や汚職の問題を追及することが多いことからすれば、国民の多数が削減に賛成しているからといって削減をしてよいということにはなりません。むしろ、議員定数の削減は裏金や汚職の問題の追及を弱めることにつながりかねないのです。国会議員の定数削減は「身を切る改革」ではなく、一番大事な「民意を切る改革」に過ぎない、というべきでしょう。
実際に高市首相は、党首討論で、企業・団体献金の見直しについて問われた際、「そんなことよりも」と定数削減に話題を変えました。
私たちは、問題の本質をしっかり見抜いて、声を上げていかねばなりません。
【弁護士北村栄の連載vol.6】今こそ正念場、平和への希求を前面に
今こそ正念場、平和への希求を前面に
-ここまで来ている高市政権の軍拡の足音-
しかし、台湾は独立国でなく、中国の一部であると国際社会では理解されていますし、中国自身はもちろんのこと、日本もアメリカも公式ではそのような理解をしています。その中で、台湾を独立国としてその応援のために自衛隊が武力行使に出動すると述べたのですから、大変なことになったわけです。
ただ、アメリカは、高い武器を売って利益を得たいために、一定の緊張感を作り出すことはするわけで、それに乗せられているのが日本政府です。
非核三原則とは「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という原則ですが、「持ち込ませず」について見直しを表明し、被爆者団体等からの強い批判が出ています。
まさに、今年は平和で二度と戦争や人権弾圧のない世の中を作る正念場の年です。 未来を見つめ、共にがんばりましょう!
久野由詠弁護士が、TBSラジオ「荻上チキSession」に出演しました。
11月18日(火)、TBSラジオ「荻上チキSession」(パーソナリティは安田菜津紀さん)の特集に、東京新聞の中村真暁記者とともに出演しました。
https://www.youtube.com/watch?v=JmAfD7J2eoM
(YouTubeでアーカイブ配信中です。)
テーマは「生活保護費引き下げの違法判決から5か月~国の対応は進んだのか」。
6月27日に最高裁が「基準引下げは違法」と認めた「いのちのとりで裁判」について、詳しく取り上げていただきました。
トークでは、日本の生活保護制度の利用状況や違法とされた基準引下げに至る経緯、裁判の争点や経過について、まず振り返りました。
それから、判決後いつまで経っても当事者への謝罪がなく、被害回復がはかられないどころか、最高裁判決の内容を矮小化しようとしている厚生労働省の酷さについて言及しました。
最後のほうでは、これまで一緒に闘ってきた、愛知訴訟の原告の皆さんのお顔やご発言が次々浮かんできて、こみ上げる感情を抑えることができませんでした。
「いのちのとりで裁判」は全国で1000人以上の原告が立ち上がり、300名を超える弁護士の英知を結集して闘ってきたものです。
10年以上にわたり尽力してこられた先輩方や仲間を差し置いての出演で恐縮しましたが、「シスターフッドな場で議論したい」とのご意向で、当日のパーソナリティを務める安田菜津紀さんが人選してくださったと知り、感激してお引き受けしたものです。
安田さんの「個人の尊厳」に根付いた進行や、ともに出演した中村記者の「取材するときには取材相手に『生活保護は私たちの生きる権利を支えている制度』と説明している」「基準引下げは、国による情報公開と民主主義の問題」といった、本質を突きつつ、とてもあたたかいまなざしでのお話もたくさんあり、私も胸が熱くなりました。
冒頭のとおり、YouTubeでアーカイブ配信されており、現在も視聴可能ですので、よろしければお聴きください。











