「検査」ってどんなことを確認するの？
→ 大きく分けて８項目あります。
■検査の項目
①同一性の確認：お手持ちの車検証の記載内容と、お車が同一であるかの確認
車についているエンジンなどが合っているか書類でチェックします。
②外廻り検査：自動車の外観（車体や灯火類など）に問題ながいかの確認
ヘッドライト：スモール から全光へと順番に点灯させ
ハイビーム・ロービームの切り替え
ウインカーを左右順番に点灯チェック。
③サイドスリップ検査：前輪タイヤの横滑り量の確認
→ 直進安定性をチェックします。
前輪タイヤの横滑り量を測定します。
★横滑り量：ホイール・アライメントのに関わる項目で、調整が行われていないと
タイヤの片減りや直進安定性に支障が出ます。
④ブレーキ検査：「前輪」、「後輪」及び「駐車ブレーキ」の制動力の確認
タイヤをローラーの上に載せて、ブレーキが利いているか
確認します。
⑤スピードメータ検査：実際の速度と、速度表示器との誤差を確認
スピードメーターが正しく表示されているか
⑥ヘッドライト検査：ヘッドライトの光量、光軸が基準値内であるかの確認
⑦排気ガス検査：排出ガスのＣＯ（一酸化炭素）とＨＣ（炭化水素）の濃度の確認
排出ガス検査機器から出ているプローブを自動車のマフラーに
差込みます。
※ディーゼル車は別途、ディーゼル車専用の排気ガス検査を
行います。
⑧下廻り検査：車両下部の不具合（かじ取り装置・オイル漏れなど）の確認
「車検」は、単なる検査で、整備は入っていません。
現在の状態を 測定機器を使用して確認するだけです。
「車検整備」で、しっかり整備を行いましょう。
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