ちょっと文調を変えてみると、何か新たな考えが出るかも知れないので、今回は独り言的な想いを中心に。



森下や高橋の商店街に限らないけれど、いろいろな商店街の欠点は計画性が無いこと。

つまり、商店の並び具合や店づくり、業種、営業時間といったものに統一性も相互作用も何もないという事。

だが、これは仕方がない。ショッピングセンターや百貨店、アウトレットモールのように最初から計画的にできている商店街は少ない。

時間というか時代とともに大きくなったり、時流に合わせて移り変わっていく宿命がそこにはある。

儲かっているお店は、改装したり店を拡げたりするかもしれないし、売上が上がらず店をたたむ事もあるだろう。

そうしてその地域に合った姿を常に模索しているのが、地域商店街なのだから。

近くに大型店舗やショッピングセンターなどが出来れば、その流れは劇的に変わるだろうが、幸いなのか不幸なのか、高橋・森下は地域商店街として、大きな波に飲み込まれずに生きてこれたようだ。

しかし、それがジリ貧という状況を生み出している一因であるとも言える。

そこそこ営業出来てきたから、今まで何もせずにきた。一部ではいろいろとやってきたが、集客に結びつかない。それでも、何とかやってこれた。

しかし、である。

商店街として企画してきたことが、果たして客の望むものだったのか。商店街の思い込みではなかったのか。

そのあたりの厳しい洗礼を受けなかったことが、商店街の成長や統一性、団結力を生み出してこなかった大きな原因ではないだろうか。

商店街の魅力は、逆にいえば統一されていない面白さにもある。整然と並んでいないことも武器にできるはずなのに、漫然とあるだけでは武器ではなく、足かせになることの方が強いと思う。


いずれにしても、もう少し商店街というより、街全体の息遣いを感じなければ、何をやっても空回りするような気がする。

特に今の時期、寒くなって来ると街は息をひそめがちになる。

そうなると、常連以外はその街が見えにくくなるのだろうな。