プレゼンテーションもいろいろあるけれど、トークだけでなく、ライティングのプレゼンもあります。ホームページがそうかもしれませんし、補助金の申請書も、面接がないものはそうですね。

両方得意な人もいれば、片方に偏った方もいらっしゃって、実に興味深く感じます。

プレゼン講座は今年もまた公的機関からいくつかお声かけ頂いておりますので、また新ネタなど仕込んで楽しんでいきたいと思います(^^)


そんな我が家では、4歳の娘にプレゼンの練習をさせております。3歳の頃から始めました。

◆お菓子プレゼン

「タダではお菓子を買わない」

つまり、何か欲しいお菓子があったときに、「なぜそれが欲しいのか」、「なぜそれを買わなければならないのか」、説明させるのです。説得の相手は妻。そして私は娘の支援者(今の仕事そのままですね)。

まず最初に「なぜ欲しいのか」を娘に話してもらい、それをどのように伝えて買ってもらえるようにするかを話し合います。

1回でうまくいくこともあります。
しかし、1戦目で木端微塵なまでにプレゼンに失敗すると、一緒に対策を考えます。「○○ではダメだったね~。どう説明しようか?」と娘に聞き、反応を見ます。たいていショボーンとしているので無口になるのですが、どうしても欲しければ理由を一生懸命考えます。

今日も168円のお菓子(カップケーキみたいなものを作るようなもの)が欲しいようでした。でも100円以上のものは原則買わないので、最初から諦めているようでした。そこを敢えて励まして、「がんばって言ってみたら?」と言ったら明るい表情になり、果敢にプレゼンに向かいました。

週末にちょっとしたお出かけをするのですが、その時に持っていって遊びたいという購入理由の組み立てをしました。



結果は...



最初は撃沈。

ただ、完全にダメではなく、「え~、これ高いんじゃないの~?いくらだったのこれ。見てきて教えて」と言われたので、値段をもう一度棚まで見に行きました。

そして、「いち・ろく・はちだった!」と伝えに戻ると、見事許可をもらうことができました。値段をもう一度見に行って覚えて帰ってくるという行為が評価を受けたようです。(←めんどくさい家庭ですよね)

ちなみに税込表示も横に小さくあり、実際の価格は「181円」です。
税抜の小さい方の価格で説得しようという考えがいつの間にか染みついているようです。

なかなかやるな!(^^;)