10月に実施された売上アップ実践講座とプレゼンテーション講座(せと・しごと塾)の様子を、塾生の市川えりさんにまとめていただきました。

1.売上アップ実践講座
まず、売上アップ実践講座から。

◆イクメン塾長 渾身の『売上アップ実践講座』
http://ameblo.jp/shinonome-lifeplanning/entry-11938827285.html

レジュメはこんな感じです。

「売上アップ実践講座」

1.あなたの「売り」を知っている?
 自社の商品、商品の特徴  お願い営業の末路は?
 SWOT分析って、使っていますか?
 強みの例①リッツカールトン
 弱みの例②3M ③ハンスブリンカーホテル
 
2.「売り」の探し方
(1)開業者の場合
 アンケート/ヒアリングで顧客ニーズを改めて知る
 答えは顧客が持っている 選ばれた理由は何か?
(2)これから起業する人の場合
 利用者がいないという困難  事業計画と行動!
 
3.マーケティングは、見込み客との「接点」づくり
 「売り」を用意する  AIDMAって習いましたか?
 「売り」があれば、購入・リピート・口コミの循環。なければ・・・
 マーケティングマトリックス 名刺の話  ホームページの話

 マーケティングも “Connecting The Dots” 


☆「これをやれば必ず当たるという答えが欲しい」と思っている人、楽したい人は起業に向かない。
☆「売り」+「マーケティング手法」で売上が決まる。良いものを、いかに伝えて知ってもらうかが大事。
(片方だけでは売れない)

最低限ここが伝われば良いかな・・・

売上アップ実践講座メモ
レジュメに大量のメモ、ありがとうございます(^^)

まとめの最後に、

「プレゼンは売りたいものについて圧倒的な愛がなければ人に感動や買いたい気持ちを起こさせることはできないのではないでしょうか?」

と書いていただいています。自信をもって勧められるものは、自然と熱が入ります。

ただ、他人の商品やサービスを勧めるときに、自分自身のものを説明するときとは決定的に違うことがあります。それは、「他者を誉めてあげられること」です。自分で言っても自画自賛と思われてしまいますが、他人でしたら恥ずかしいくらい誉めてもあまり嫌味になりません。ここが活かせるとより「熱意が伝わる」プレゼンになったかもしれません。

日々起業相談・経営相談を受けていますが、売上アップしたい商品がそもそも何か、この説明は全般的に弱い気がします。思い先行で、肝心な商品内容が説明されていないことが多々見られます。聞き手・受け手がイメージできるような商品説明ができれば、より伝わりやすい状況が実現して、売上アップの可能性が向上するでしょう。売上アップのために必須の「口コミ」はワンフレーズの方が伝わりやすいですよね。ワンフレーズで要点を伝えて、「なになに?」と聞く人を惹きつけて、そして商品の詳しい説明に入ると効果的です。もちろん、これはホームページでもチラシでも口頭でも同じです。売上アップのためには、商品の魅力を備えるのはもちろん、どのように伝えていくか、「プレゼンテーション」の要素を意識すると良いでしょう。

参考までに事例を挙げておくと、こんな感じです。

  ・事務用品が翌日届く配送サービス
  ・1日で必要な野菜が1食で摂れるカレー
  ・ローマ法王も食べた米


というわけで、プレゼンテーション講座に続きます。


2.プレゼンテーション講座

次はプレゼン講座です。こちらは前半と後半に分けてまとめていただきました。

◆塾長直伝 プレゼンの極意 前半
http://ameblo.jp/shinonome-lifeplanning/entry-11944022169.html

プレゼンテーションはトークだけでなく、文章による「ライティング」もあるという話題となったのですが、その部分に関して面白いくだりがありましたね(^^)


例えるならば、直接告白するよりラブレター派です。

(中略)

手紙で気持ちを伝えるときも

『あなたのことが好き!』(主張)だけではだめなのです。

『いつも明るくて人気者のあなたがふとしたときに見せるさみしそうな横顔にハッとして』(根拠)

『それ以来あなたのことが気になって仕方なくなってしまった』(事実)

注)この例文はフィクションであり実際の事例とは関係ございません。


ちょっと胸が「キュン」とする解説ありがとうございます(^^)
身近?な事例を使って練習していただくと「習慣化」するので、いざというときに活用できると思います。ぜひ本番でお役立てください!


◆塾長直伝 プレゼンの極意 後半
http://ameblo.jp/shinonome-lifeplanning/entry-11944036247.html

冒頭、こんなツッコミを発見。

この女の子かわいいですね。塾長のタイプなのかしら?

中年中堅男性が多めの場では、たいへん受けのよい写真なんです(汗)

さて、本題に移りましょう。

このブログの前半でも使ったようにまず結論から話すこと。
脳科学的にこれは女性が苦手な部分らしいです。
女性は聞いてもらうだけで満足なのに、男性は結論の出ない女性の話によかれと思ってつい意見してしまい、

『そんなアドバイスはいらんのじゃ!』

とブチ切れられ、話がややこしくなったりするわけです(笑)
皆さんも身に覚えがありますよね?


はい、私も経験あります。でも起業や経営相談で女性の相談も数多く受けてきて、この見極めを慎重に考えるようになりました。まずは気が済む辺りまで話を聴いて、こちらが話していいかな~というタイミングになったら口を開きます。「コンサルティングの教科書」という書籍にもこれは書かれています。男性女性問わず考慮すべきことですね。

あとは聞き手の求めることに合わせてプレゼンをする。相手の反応をよく見る。
塾長はこれ伝わってないな、と思うときは『たとえば』という言葉をよく使うそうです。
しごと塾では乱用してるのではないかと思われます(笑)

わかりやすい事例をあげることによって主張を補完してイメージを持たせると聞き手も話に引き込まれやすい。しかしこれはその場その場で相手の反応をよく見ていなければ出来ないことですよね。


講座の時も、個人相談のときも、「たとえば」はよく使います。足りないときはもう一つ例を出します。人によって伝わったり伝わらなかったり。いつもマイペースに同じように話すのではなく、相手によって話す内容、伝え方は違います。

あと塾長は今回言及されませんでしたが、プレゼンするときの声の大きさやトーンも関係してくるのではないでしょうか?

3分間の事業概要発表会のアンケートで、私の話し方が堂々としていて信頼感が持てたという感想をいただいて、『(自信がなくても)堂々としている』って大事だなぁと。


その通りですね!
相手を考えて、場の雰囲気や距離感、これによって声の量は調整することになります。選挙の時も、選挙コンサルタントという方が存在して、演説している時の手の握り方まで指導しているのを拝見したことがあります。強く主張しているときに「グー」にしておくと、力強く、頼もしく見えるとか。

前回のプレゼンで失敗した私がグループワークの代表者になることに二の足を踏んだ時、同じグループのTちゃんに言われた

『仕事の失敗は仕事で取り返せ!!!』

という言葉!(爆)

取り返せるかどうかは別として、そりゃもうやるしかないでしょ!?
俄然やる気になる(ならされる?)単純な私(笑)

先生方ばかりでなく仲間たちからも学ぶことの多いしごと塾。この場にいられることに本当に感謝している次第でございます。


コミュニティの中で学び合う意味はここにあると思います。一人で勉強したのでは絶対得られないものがあります。仲間からの叱咤激励を力にして、一度凹んでも再びチャレンジして頂けたこと、嬉しく思います。

以上、市川さん、講座のまとめ、ありがとうございました!
このように自分の講座をまとめてもらえるのは嬉しいことですね。どのように伝わったか、そしてどんな行動につながったか、私もたいへん勉強になります。

市川えりさんのブログはこちら
武道系女子の『ファイナンシャルプランナー道』