6期生のみなさまも、熱い熱い感想をいただきました!
わたくし、感激しております!!
■挑戦して人は変わる!
せと・しごと塾では「挑戦」「自立」「貢献」をキーワードにしております。私の地元瀬戸を盛り上げ、熱くする人材育成の場と理解していますので、特にアンケートの項目6「入塾して初めてチャレンジしたこと、できるようになったこと、自分に変化が起きたこと」、これが大きな成果だと思っています。
卒塾までの半年間で一人一人に大きな変化が起これば、素晴らしい価値となることは間違いありません。「大人なんて人格形成が終わっていて変わらないよ」という意見も聞きますが、私の周りでは多くの方が変貌を遂げています。このアンケートを見ればそれが分かるでしょう。大人だって、変われるのです。
そんな大人を見た家族(特に子供)、友人、仕事仲間は大いに刺激を受けます。「私もそんな風になりたい、変わりたい!」と強く思います。
それがしごと塾の口コミ要因となっており、特に女性が3分の2を占める大きな要因の一つになっています(と、分析しております)。
■温かいコメント
そして、アンケートの最後の「8.その他(自由記入)」欄の温かさが、塾長冥利に尽きるというものです。こういうコメントをいただくと、「来期も頑張っちゃおう!」と思えますよね。そんな循環で、しごと塾は6年続いてきました。
「貢献」を意識するということ、つまりコミュニケーションであり、目の前の人に何ができるか、ということを様々な場面で意識していただくようなプログラムにしております。私の担当する講座では、「他の塾生さんのために何かを考えてあげる」というシーンを多く用意しています。
特に「地域ビジネス」を志向する塾ということもあり、「貢献」の意識無くしては商売が成立しなくなってしまいます。「誰かの何かに貢献」することによって、お客様が来てくれるのです。
■定量評価だけでなく、定性評価を!
せと・しごと塾では卒塾生が6期108名で、うち51名が起業しています。開業率と実数だけで見れば、創業支援の施設としてはまずまずの成果を出しています。「予算あたり」の成果で言うと、全国では断トツだと思います。名の知れた場所と比べると、桁が一つ違っていますので。小さな都市でも低予算で展開できる、優れたモデルだと思っています。
ただ、数値以外の要素もぜひ評価していただきたいと考えております。起業支援は「地域で起業の風土」をつくるミッションもあるのですが、その起業家を育成することは、人材育成です。人間のことを数値だけで評価しようとするのは無理があります。学校の成績と社会で通用するかどうかが別問題であるのと同様に。
経済面の評価は売上や雇用数、税収で良いかもしれませんが、価値はそれだけではありません。評価する側は面倒かもしれませんが、定性評価、つまり参加者である市民がどう変わっていったのか、ということに目を向けてほしいのです。私もいろいろ調べましたが、そういう評価軸は見つかりませんでした。
参加者である塾生さんがどれだけ成長し、地域への想いがどれだけ強いものになったか、そして地域内で人の輪が広がり、熱い想いやチャレンジ精神が、さらに次の世代にも伝播していくこと・・・
残念ながらこれらの成果を数値化して示すことがなかなかできていません。どなたか良いアイデアをお持ちでしたら、ぜひお知恵をください!
最後になりましたが、卒塾生15名のアンケートを掲載させていただきます。合わせて、先日公開した第6期の総括も再掲します。
どのようなプログラムでこのような感想となったか、ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。そしてまもなく7月から始まる第7期も力を尽くしたいと思います!
(テキスト「起業の50ステップ」、3項目を新たに追加しました。「セブンハット」「補助金申請書の書き方」「PEST分析」です。私も毎年同じではなく、変わっていきますよ!6期生のみなさんに、「7期の人がうらやましい!」と思ってもらえるようにします。)
<情報コーナー>
◇せと・しごと塾6期生アンケート(PDF)
◇せと・しごと塾第6期総括(Slideshare)